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マリア様がみてる 37 フェアウェルブーケ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 37 フェアウェルブーケ (コバルト文庫)

マリア様がみてる 37 フェアウェルブーケ (コバルト文庫)

作家
今野 緒雪
ひびき玲音
出版社
集英社
発売日
2012-04-28
ISBN
9784086016315
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マリア様がみてる 37 フェアウェルブーケ (コバルト文庫) / 感想・レビュー

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ひめありす@灯れ松明の火

沢山の花を集めた花束を貰いました。どんな季節にも顔を上げて咲く赤薔薇、きまぐれで風変わりな黄薔薇、従順なようで癖のある白薔薇。文化祭のステージのドレスサークル、山百合の館お喋りの花、二人の肩に降り積もった六の花。生徒会選挙に咲いた意地悪な黒薔薇。最初のお別れはサーモンピンクのバラが彩ってくれた。迷子の羊を繋いだ桜と銀杏、雨に打たれた傘の花、夏の別荘の白百合。大輪のカサブランカが隠した棘と悲しみ。最後はすっきりとフレッシュハーブで締めて、お別れの花束。ありがとう、さようなら。全部ひっくるめて「ごきげんよう」

2012/09/29

いりあ

マリア様がみてるシリーズの39作目。Cobalt掲載の短編を「先生」というキーワードでまとめたもの。久しぶりにマリみてを読めて良かったです。このほんわかした雰囲気は良いですね。山百合会以外がメインのお話が中心なので、ちょっとさみしかったです。でも、描き下ろしの"フェアウェルブーケ"では、しっかりと紅薔薇をしている祐巳が見れたり、"薬香草茶話"では、ちょっとですが祥子×祐巳も見れたし、そこはうれしかったりします。祐巳たちがメインのお話がいつか出ることを信じて、ハーブティーでも飲みながら気長に待ちましょうか。

2012/05/04

はるき

コバルト文庫の金字塔、ついに本編最終巻らしい。学園の先輩後輩の関係が疑似的なお姉さまと、妹という女の子が心のどこかで憧れ続けているツボを正しく射た作品。携帯もスマホもない、流行り言葉にも制服改造にも興味がない、男の子との恋愛よりも姉妹愛が大事。正真正銘の箱入り女学院での生活に読者は夢を見たんだと思う。まだ続きが読みたいので、続刊を期待したい。

2016/09/15

苗@中学3年生になりました

えっ、これで完璧におしまい!?まだ読み足りないです!!やっとこれなら菜々の話とか始まるし、まだまだ志摩子さんの乃梨子のも~結婚しちゃえよ!のラブラブ姉妹カップルの話ももっと濃密になるはずなのに!!(´;ω;`)

2018/02/24

私も、その美味しそうなハーブのクッキーとお茶を飲んでみたい。昨日の敵、笑っちゃう。私は、日本史好きでしたが、苦手な麻丈さんは、あの方法で覚えたんだ(笑)私も小学生の頃、『源氏物語』麻丈さんと同様の勘違いしてました。

2013/07/04

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