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貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります (ダッシュエックス文庫)

貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります (ダッシュエックス文庫)

貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります (ダッシュエックス文庫)

作家
鈴木大輔
タイキ
出版社
集英社
発売日
2017-12-22
ISBN
9784086312196
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貴方がわたしを好きになる自信はありませんが、わたしが貴方を好きになる自信はあります (ダッシュエックス文庫) / 感想・レビュー

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よっち

吸血鬼ハンターの顔も持つ池袋の横町で小さなバーを営む神谷誠一郎。ある夜、彼のもとに世界で唯一の自称生まれつきの吸血鬼綾瀬真が訪ねてくる物語。吸血鬼になってしまった妹を追う誠一郎。かつての恋人・綾瀬泉の娘をかくまうことにした彼と、自らの目で見極めた誠一郎を信頼し押しかけ女房気取りで振る舞う真。可憐でしたたかな真が見せる可愛らしいギャップと、ストイックでルーチンを大事にしていたはずなのにいつの間にかそれを受け入れ始めている誠一郎の距離感が素敵で、複雑に絡み合う因縁が何をもたらすのか、続巻がとても楽しみですね。

2017/12/22

むっきゅー

表紙のイラストから受ける印象と、話の内容のギャップにやられた。確かに、14才のヒロイン綾瀬真の恋愛脳から見れば表紙で合ってるんだけどさ。原因不明の吸血鬼化が問題となっている近未来の日本(池袋)が舞台。28才バーテンダーの主人公・神谷誠一郎は、吸血鬼を狩る猟犬という一面を持つ。そこに自ら吸血鬼を名乗る、かつての恩師の娘・綾瀬真が助けを求めてきた。徐々に明らかになる真の謎。消息をたった母・泉の行方。誠一郎の協力者・優也や沙織との関係、吸血鬼との共存を目指すユニオンの闇など、ミステリー風に展開する。

2017/12/29

サケ太

吸血鬼の幼女は可愛いのだ。バーテンダーにしてハンター、吸血鬼になった妹に家族を惨殺された過去を持つ神谷誠一郎。彼の元にかつての恋人の娘を名乗る少女、綾瀬真が訪れる。随所で賢さを見せる真。彼女に押し切られる形で始まる、二人の騒がしいながらも穏やかな生活。読みやすさは勿論。二人のイチャイチャを見せ付けられつつも、世界観が説明されるのは分かりやすい。続巻がでたら読みたいシリーズ。

2017/12/26

たこやき

アクションシーンとかを含めながら……という話を想像していたら、そういうシーンを匂わせつつ、誠一郎と真のやりとりがメインの話にまず驚いた。ただ、その分、二人のキャラクターが光っている、真の母との思い出などを考えながら、不器用にも真を守ろうとする誠一郎。達観して、大人びたように見えて、時折、年相応の幼さが見え隠れする真。その両者のやりとりがじっくりと掘り下げられており、その意味ではまっすぐな恋愛小説と言えるのかもしれない。世界観の掘り下げとか、そういうのは2巻以降かな?

2018/03/11

Merino

ラノベに限らず想像の世界になぜ吸血鬼モノが多いのかがよくわかる良作でした。先もまだあるみたいで、そんなお話の立ち上げに出逢えた事を嬉しく思う。

2018/01/29

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