読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち (集英社オレンジ文庫)

かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち (集英社オレンジ文庫)

かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち (集英社オレンジ文庫)

作家
村山早紀
pon-marsh
出版社
集英社
発売日
2015-03-20
ISBN
9784086800112
amazonで購入する Kindle版を購入する

あらすじ

〈傷ついたかなりや達の止まり木に、ようこそ。〉雪のクリスマスイブ。母親が失踪し家を追い出された茜音は、天使のような少女の導きによって古い洋館アパート「かなりや荘」に招き入れられる。そこには心の片隅にさびしい廃園を抱えた人々と、道半ばにして亡くなった天才漫画家の幽霊・玲司がひっそりと暮らしていて…。古アパートを舞台に、歌を忘れたかなりや達が繰り広げる、優しく力強い回復と救済の物語。

かなりや荘浪漫 廃園の鳥たち (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

nyanco

村山早紀さんらしい優しい作品。クリスマスの夜で、母親が失踪し家を失った少女が「かなりや荘」とその住人達に出会う。今回は魔法使いは登場しませんが、若くして亡くなった幽霊が…かなりや荘の住人は誰もが優しい、そんな都合がよいことばかり…と思う人もいると思うのですが、茜音の状況はかなり厳しい。こんな母親をどうして許すことができ、愛することができるのか…と憤りさえ感じるシーンもあります。茜音の良い人に出会う才能は、才能ではなく後天的に彼女が経験から身に付けていったものなのではないかと思います。続→

2015/05/22

barabara

シリーズ物なのね。この作者=ファンタジー、みたいな偏見があったが、タイトルと表紙、あらすじに惹かれて。思ったよりかはファンタジー色薄め、善良で主役をこれでもかと盛り上げてくれそうな周囲の人々、読んでるうちに自分の心まで綺麗になるような気がして(笑)。でも表紙は本当に素敵だと思う。才能がない人はかなりや荘には住めないね…。

2015/04/30

hirune

村山早紀さんの漫画愛が詰まっているお話しでした。あと、猫愛もちょっと感じた(≧∇≦)風早は不思議な事象が多々ある町。幽霊だって朝でも平気で出てきちゃいます。表紙の2人はボーイミーツガール、と言ってもできれば生きてるうちにめぐり合わせてあげて欲しかったけど、一筋縄ではいかないな。幽霊さん達や挫折から復活した編集者に夢を託された茜音のこれからの成長が楽しみですね☆しかし茜音の母ましろはダメな人で済ませられないほど無責任…。そんな人でも幸せにしたいという、村山先生は優しすぎるんじゃ…?^^;

2016/01/13

ひめありす@灯れ松明の火

もしかしたらあの金糸雀は、歌を忘れてしまった訳ではないのかもしれません。記憶にあるのと寸分違わぬ美しい声を出せるのか、歌を聞いてくれる人は歌声に満足してくれるのか。私は自分に絶望してしまわないか。そんな事を想って、声を出せずにいるのかもしれません。歌を忘れた金糸雀と描く肉体を失った漫画家と夢を失った敏腕編集者と居場所を失った少女はもどかしい程に似ている。だけどここは風早の街。降って来たサンタガールにとびっきりの夢を贈る事くらい訳ないのです。銀の舟も金の櫂も要らない。私は歌を夢を忘れてなんていないのですから

2015/04/30

ゆかーん

素敵!!表紙の美しさだけでなく、ストーリーもとても素敵でした!主人公の茜音は、両親から才能を受け継いだサラブレッド。でも才能に気づかず「自分は絵が下手だ」と思いながら生きています。クリスマスの夜、母が家出し家も失った少女は、高熱でぶっ倒れ「かなりや荘」の住人に助け出されます。そこで天才漫画家の幽霊と知り合いになり、彼から漫画家になるためのアドバイスを受けるのです。傷つき、折れた心を休めるため、かなりや荘に住むことになった少女…。漫画家としてどう成長するのでしょうか?彼女の成功を信じながら続編を読みます。

2018/03/12

感想・レビューをもっと見る