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バスケの神様 揉めない部活のはじめ方 (集英社オレンジ文庫)

バスケの神様 揉めない部活のはじめ方 (集英社オレンジ文庫)

バスケの神様 揉めない部活のはじめ方 (集英社オレンジ文庫)

作家
木崎 菜菜恵
水野美波
出版社
集英社
発売日
2016-08-19
ISBN
9784086800983
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バスケの神様 揉めない部活のはじめ方 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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佐島楓

誰よりも冷めている人が、実は誰よりも情熱を持っている。青いからこそ見られる景色もある。幼いからこそ、ぶつかってしまうこともある・・・。このチームの行く先を、最後まで見届けたい。自然とそんな気分になった。

2016/09/22

はるき

今風の部活青春物語。空気を読むだの何だので、如何に周りと協調するかで学校生活は大きく違うらしい。でも、自分を押し殺して三年間を過ごしたり、好きなことを我慢するって辛くないか?停滞した今を吹き飛ばしてくれた出会いこそ奇跡。そして、真っ直ぐさが照れくさいほどである。

2016/09/24

よっち

中学のバスケ部で一生懸命だったがゆえに空回りし、孤立した苦い過去を持つ郁。バスケは続けないつもりで知り合いのいない高校に進学した彼が、中学時代の彼を知るバスケ部の部長に勧誘される物語。これまでなかった期待に戸惑いながらも、少しずつバスケ部に居場所を見出してゆく郁。因縁を抱えた以前の仲間との対戦があったり、バスケが大好きで熱血だと思っていた部長がバスケ部を立ち上げた理由が思わぬものだったりで、周囲を信じ切れずに心が揺れるものの、それを乗り越えて一丸となってゆく展開はベタながら清々しい青春小説だと思いました。

2016/08/29

部活に関する青春のお話です。主人公の「相手の要望は飲んでやって、上手くいかない部分は自分が負担していた。面と向かって話し合って揉めるよりは、自分が我慢すればいいって」 という言葉に共感しました。自分が思ってることをやってくれる人がいないなら、ずっと待っているよりも自分で行動におこした方がいいと思いました。中学生の時にバスケ部に入っていたが、先輩とトラブルをおこしてしまった都。トラウマというのは、他の人よりも本人の心には恐怖としてはっきり残っているものだと感じました。

2023/08/16

すみの

勝利のためにはどんな妥協もしないバスケ強豪校附中の男バス部員・郁。真っ直ぐな性格のせいで実力があるにも関わらず他部員から孤立し、苦い思い出ばかり。部員達とは別の公立高に入学後、毎日しぶとく男バス入部勧誘に来る先輩・淳哉。郁がもう一度バスケを始めようとするまでの、また入部後の他部員達とのやりとりや部活で得られる信頼、勝利という目標があるからこその忍耐力、持久力、これぞ部活もの!有言実行の主将・淳哉は巻末で印象が変わった。全国大会出場をかけた決勝戦、また淳哉妹と郁の関係をもう少し読みたかった。

2017/01/09

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