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また君と出会う未来のために (集英社オレンジ文庫)

また君と出会う未来のために (集英社オレンジ文庫)

また君と出会う未来のために (集英社オレンジ文庫)

作家
阿部暁子
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出版社
集英社
発売日
2018-10-19
ISBN
9784086802147
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「また君と出会う未来のために (集英社オレンジ文庫)」のおすすめレビュー

時空を超えて巡り合う奇跡──話題作、待望の続刊!『また君と出会う未来のために』

『また君と出会う未来のために』(阿部暁子/集英社)

 どこか遠くへ行ってしまえたらいいのにと、思春期などとっくに過ぎた今でも考える。もしかすると本を読む人は、似たような気持ちになることがあるかもしれない。ここではないどこかへ行けば、自分を苦しめるものから逃れ、心安らかに過ごせるはずだ。ある種の現実逃避として、わたしたちは物語のページを開く。

 どうやら本シリーズの登場人物も、同じようなことを考えていたらしい。

『どこよりも遠い場所にいる君へ』(阿部暁子/集英社)の主人公・和希は、離島の高校に通う高校1年生。島で唯一の高校は、全国から生徒を受け入れる寮を備えており、和希もその男子寮の一員だ。島での穏やかな暮らしに身を置きながら、しかし彼の胸のうちには、いつも黒いものが渦巻いていた。

 そんなある日、和希は「神隠しの入り江」と呼ばれる場所で、身元不明の少女と出会う。1974年から逃げて来たと言う彼女を信じたのは、「おれも、ここに逃げてきたから」。とある秘密を抱えた彼は、どこにも逃げられないと知りながら、それでも遠くに行きたくて、その島へとやってきたのだ。

 …

2018/10/22

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また君と出会う未来のために (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

しんごろ

『どこよりも遠い場所にいる君へ』の姉妹編というよりは続編に近いですね。和希、幹也、高津さんにまた会えたのは嬉しいです。たとえ未来の先はわかっていても、精いっぱい全力で思い残さないように1日1日を前に進みたい。そう教えられた物語でした。だから、爽太よ!全力で駆け抜けてくれ!今を全力で駆け抜けていけば、きっと未来も変わるかもしれない。爽太、頑張れよ!とエールを送りたくなりました。爽太と五鈴にいっぱい幸あれ~!

2018/11/14

皐月

『どこよりも遠い場所にいる君へ』の姉妹編。九歳のころに海で溺れ、遠い未来―2070年の世界へと時を超えて迷い込んだことがある仙台の大学に通う爽太。現代に戻ったあとも、助けてくれた彼女のことが忘れられなくて…。今作は爽太が五鈴と再び出会う話+和希の成長物語。高津さんや大学に進学した和希や幹也も頼もしい先輩として登場し、爽太をアシスト。音楽を軸に話が展開していくが良いね。和希は七緒との経緯があったから、爽太が未来に行ったことがあることを信じることが出来た。レイとの出会いから、

2020/04/29

寂しがり屋の狼さん

前作を読んでから、かなりの時間が経っていたので、(*゚∀゚)*。_。)*゚∀゚)*。_。)ウンウンと登場人物を思い出しながら読み進めた…爽太達のピンチに和希が助っ人としてピアノを弾くシーンには鳥肌が立った。読み終えてタイトルと表紙の意味が解った時には清々しい気持ちに∩(´∀`)∩それぞれの想いが時間を越えて重なりあう素敵な物語でした。

2019/06/22

のんき

爽太は、震災孤児。9歳のとき、溺れてるところを五鈴に見つけられます。タイムスリップした未来の五鈴に、両親は亡くなり一人だけ残されてぐちゃぐちゃになってる爽太は助けられます。五鈴は、爽太の命だけではなく、心とか、そういうものも救ってくれます。わたしも、もしそんな人がいたら、チャンスがあっても、なくても絶対会いに行くと思うな!それと同時に、今わたしの周りにいる人たちも大事にしたいし、わたしが今生きてる時間を大切にしたいって思わせてくれるお話しでしたあ

2018/11/02

dr2006

「どこよりも遠い場所」の続編、今作は9歳の時2070年に一月半行き、現代に戻り大学生になった爽太が主人公。大学に進学した和希や幹也も頼もしい先輩として登場するので、前作からの読者にも嬉しい。爽太は未来でお世話になった諏訪五鈴の事が忘れられず、五鈴が未来で教えてくれたバイオリンを今も弾いている。未来を知った人が未来に出会う予定の人を探し出し会う事は、侵してはいけない不文律のような気がする。中略「関わった過去や未来を尊重して、今ここに自分が居て何ができるかって事を考えること。」この言葉にぐっと来た。良かった。

2019/12/29

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