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後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)

後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)

作家
白川紺子
香魚子
出版社
集英社
発売日
2019-08-21
ISBN
9784086802673
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「後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫)」のおすすめレビュー

シリーズ累計30万部突破! 意外な人の過去も明かされ、ますます謎と波乱がひしめく『後宮の烏』第3巻

『後宮の烏(集英社オレンジ文庫)』(白川紺子/集英社)

 どんなに愛情を注がれても、胸の奥底に欠けている部分が埋まることはないだろう――そんな諦念を抱いて孤独に生きてきた少女・寿雪の“烏妃”としての運命を描いた小説『後宮の烏(集英社オレンジ文庫)』(白川紺子/集英社)。謎が謎を呼ぶ中華風世界を背景に語られる幻想譚はまたたくまに人気となり、シリーズ累計30万部を突破した同作、最新3巻でも思いもよらぬ真実と裏切りが展開していく。

 烏妃とは、後宮で生きながら決して夜伽をすることはなく、皇帝でさえかしずかせることのできない存在。しかも寿雪は、抹殺を命じられている一族の出。母を殺され、絶望にくれていたところを次の烏妃と見いだされ、王宮に連れてこられた。先代の烏妃・麗娘は愛情をもって寿雪を育ててくれたけれど、侍女さえおいてはならぬ、孤独に生きねばならぬと厳しく言いつけ、この世を去った。だが、現皇帝・高峻との出会いをきっかけに、物語は動き出してゆく。

 高峻もまた、母と友を殺された憎しみを抱いて生きてきた、孤独な男だ。決して近づいてはならぬと言われていた烏妃と皇…

2019/8/31

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後宮の烏 3 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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kou

今回も面白かった!3巻目にもなると、高峻と寿雪の関係も安定感があり、絆の深さを感じた。それにしても、登場人物が増えて、人間関係も複雑になってきた気がする。次の巻では人物相関図がついている事を期待したい(笑)。それにしても、温螢は発言も行動も男前な上に、寿雪への忠義を貫く姿は素晴らしすぎる!!次の巻での活躍も期待したい。

2020/01/13

南北

シリーズ3作目。本巻から世界図・霄国図などがつきました。いつも通りさまざまな怪異が淡々と語られていく中で鶴妃の実家である沙那賣家と八真教が何やら怪しげな動きを見せたり、新たな護衛の淡海が加わったり、寿雪の出自が一部明らかにされたりしていきます。寿雪の年相応の反応が垣間見えたり、寿雪に対して衛青がどうしてあのような態度をとるかについては楽しく読めました。雨の日に読むのにいい本ですね。

2019/10/14

美紀ちゃん

高峻が優しい。寿雪を大切に思っているのがわかる。そういうところがきゅん。新キャラ、護衛の淡海と温螢の絡みがいい。寿雪と衛青の繋がりにびっくり。でもラストはえっと誰だっけ?どうなっていくのか?次も楽しみ!4巻へ。

2020/10/27

すがはら

高峻が何気に有能で、毎度ながらなめててごめんなさいと言いたくなります。寿雪といるときはお人好しにしか見えないもので。でも考えてみたら寿雪相手にも何だかんだ言って大分攻め入ってますね。やり手さんです。今回も嫌な展開になるかとビクついていたら、誰かがちょっと救われるようないいお話が続きました。ツンケンしている衛青も次は寿雪に転ぶでしょうか。期待してます。

2020/01/06

ミュポトワ@猫mode

後宮の烏、3巻読了しました。だんだんと陰謀うずまく展開になってきました。これからどうなる?っていう展開もさることながら、主人公の活躍も目が離せない感じですね。帝との友情はどうでも良いやw主人公の日常部分は、ほのぼのしてて結構好きですがwずっとお菓子に目がないところとかも好き♪っで、登場人物も増えてきて、ちょうど話が大きく流れる感じの引きでこの巻は終わっているので、4巻目が楽しみであると同時に、これって終わるのか?っていう一抹の不安もあります。期待と不安を抱きつつ、4巻目も読んでいきたいと思います。

2020/08/11

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