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乙女椿と横濱オペラ (集英社オレンジ文庫)

乙女椿と横濱オペラ (集英社オレンジ文庫)

乙女椿と横濱オペラ (集英社オレンジ文庫)

作家
水守 糸子
丹地陽子
出版社
集英社
発売日
2020-11-20
ISBN
9784086803502
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乙女椿と横濱オペラ (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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しゅてふぁん

いつもはひょうひょうとしている草介さん。なにやら複雑な事情を背負ってそうだなと思っていたけど予想以上に込み入ったものだった。紅やその家族は暖かいね。紅が甘いものを手に提げて草介さんに厄介ごとを持っていく日常がいつまでも続きますように。

2021/02/21

よっち

明治末期の横濱。まことの恋に憧れる女学生・紅の周りに怪異が起こり、父親の長屋に住みついている青年絵師・時川草介と事件を解決する怪異譚。男爵屋敷の椿によって神隠しにあった紅の許嫁の真相、さまよう女学生の亡霊、古き狗神の祟り。新聞記者の兄の助けも借りながら、怪異を見ることができる草介と好奇心旺盛な紅の二人で事件の真相を調べる展開で、一見ぐうたらに見える草介が抱える訳ありの過去と、そんな彼をいろいろ言いながらも世話を焼く紅の腐れ縁的な関係がなかなか良かったです。草介はもしかしてあの絵師さんの子供なんですかね…?

2020/12/23

ぽろん

以前、神隠しにあったという、訳ありの長屋の住人草介と彼を慕う大家の娘、紅の関係がほのぼのとして良いです。そこに文明開化の匂いとこの世の物ではない出来事が描かれて、私好みでした。ラストの椿の花言葉が素敵。末永く、二人が結ばれますように。

2021/04/11

ぐっち

身の回りの怪異に首を突っ込むおてんばな紅とやる気なさそうで面倒見のいい草助のコンビが良いですね。あとシスコンなお兄ちゃんが好きです。3話目の82歳にはハラハラしましたが、そういうことか~。。コメントに続きが出てほしいと書いている方が多く、続くとよいですね。

2021/01/09

mariann

想像とは良い意味で違った。そっか、怪異の話だったんだ。大好物やん(笑) 猪突猛進な紅に最初は戸惑ったりしたけれど、思いの外しっかりと自分の目で見て考えるお嬢さんだった。1話目の失恋はこちらも少しキュッとなったわ。そして草介さんが魅力的で!最後の自分語りが切なくて、全部ひっくるめて楽しい読書時間だった。

2022/06/15

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