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忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む (集英社オレンジ文庫)

忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む (集英社オレンジ文庫)

忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む (集英社オレンジ文庫)

作家
辻村七子
高嶋上総
出版社
集英社
発売日
2020-12-18
ISBN
9784086803540
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忘れじのK 半吸血鬼は闇を食む (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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カナン

忘れる悲哀と、忘れられる絶望。イタリア生まれアメリカ育ち、元医者の卵ガブリエーレが故郷で逢ったダンピールK。花の都フィレンツェの街を塗り潰す闇は、行き場を失くした誰かの心。初めて食べたジェラートの感動と、炭酸の抜けたコーラのような虚しさを誰と分かち合おう。貴方と一緒に生きた日々を、絶対に忘れたくないと願ったことすらいつか忘れてしまう自分を、許してくれた貴方こそがこの命の意味の全て。痛いほどのKのパウロへの「愛」に涙が滲んだ。誰かのために生きたいKと、己の幸せは己で選ぶガブリエーレ。二人が歩む未来に光あれ。

2021/02/04

よっち

恩人パオロが倒れたという知らせで故郷フィレンツェに戻ったガブリエーレ。彼が倒れた原因を探るため、秘密にしていた闇の世界にかかわる仕事を追いかけ始める物語。幼い頃から見えていた黒いもやに追いかけられる過程で出会ったパオロの相棒だったダンピール・かっぱ。ともに過ごす中で彼らの関係も明らかになっていって、だいぶ様相も変わっていきましたけど、突きつけられるダンピールの宿命と悲哀がまた切なくて、それを知ったガブリエーレがかっぱとこれからどう向き合っていくのか、とても気になる結末だったのでシリーズ化に期待したいです。

2021/01/13

坂城 弥生

宝石商リチャードシリーズが面白かったから期待してたんだけど、期待外れ。 登場人物に全く魅力がなくて、面白くなかった。

2021/04/08

きょん

幼い頃から「黒い靄」を視るガブリエーレを導いてくれた恩人パオロが意識不明との知らせにフィレンツェに戻った彼を襲う黒いキマイラというスピード感あるオープニングから一転、Κによるカウンセリングの様なテネブレ退治が展開。ヴァンピールやダンピール、バチカンの未届け人ニポーテ等の関係性が明らかになって行くとともに、ダンピールに課せられた過酷な運命が明らかになっていくのが面白かった。最後のアルバムのシーンはやっぱり泣いちゃいますよね。シリーズ化されそうなので今後の展開が楽しみ。

2021/02/03

みどり

大好きな吸血鬼もの、好きな作家さんという若干流された果てに手に取ったものの、切なすぎる話でした。 老人性健忘症、アルツハイマー、ボケなんとでも言いようはありますが、私も身につまされる部分もあり、忘れること忘れたくないこと、生きることの意味、結構重たい話だったと思います。

2020/12/22

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