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忘れじのK はじまりの生誕節 (集英社オレンジ文庫)

忘れじのK はじまりの生誕節 (集英社オレンジ文庫)

忘れじのK はじまりの生誕節 (集英社オレンジ文庫)

作家
辻村七子
高嶋上総
出版社
集英社
発売日
2021-12-17
ISBN
9784086804233
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忘れじのK はじまりの生誕節 (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

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カナン

続編。お助けキャラポールのまさかの姿に笑ってしまった。連れて歩けば目立つねガビー。寿命が短い一般人と、長過ぎる非現実的存在が育てようとしている絆は、果たして何時まで千切られず有効でいられるだろう。取り敢えず今はこれが最後のナターレなんて信じてないよ。国が離れても時差があっても二人には約束が腕に残っているから問題ないよ。すべきことをする為に一度重ねた手を互いの手で離すだけ。光はある。未来は此処から作れる。だからすぐに戻るよ我が最愛の友よ。あと最後に、先にペコリーノの味を忘れてくれるな、不器用なイプシロンよ。

2022/01/09

よっち

故郷フィレンツェで知り合ったダンピール「K」と共に過ごすため、見届け人ニポーテとなる決心をしたガブリエーレ。その適性審査のためにバチカンから神父が派遣される第二弾。ガブリエーレを見極めるためにやってきた陽気な太鼓腹の中年男の神父・バシリス。フィレンツェでたびたび発生する強烈な突風に感じるテネブレの気配。相手を思う気持ちがうまく噛み合わない二人の育まれていく絆を感じる展開でしたけど、今回の件を通じてようやくガブリエーレの進むべき道も見えてきましたかね。描かれるそれぞれの関係もなかなか興味深くて、続巻に期待。

2022/01/07

きょん

ニポーテ候補ガビーの審査にバチカンから神父がやってくる。このバシリス神父が中々曲者だけど、ラストの彼のパートナーとの会話を読むと彼もまたダンピールの存在を大事に思う一人であることが分かってほろっと来た。次はガビーの医学部復帰までのお話かな?

2021/12/27

punto

早くもかなりのお気に入りになってきたこのシリーズ。二巻目も非常に良かったです。きりがいいけどここで終わりとか言わないよね?コロナ前の最後の夏に仕事で行ったフィレンツェ。2年海外に行けないだけで辛いというのに、百年単位で故郷に帰れない辛さは想像を絶する。早くKが救われるところが見たいけどシリーズは続けてほしいので、悩ましいところですね。

2022/04/11

tora

まあ色々面白かったのですが、最後のほうになって、「愛されマシュマロボディ」おじさんに全部持っていかれた気がします。愛されマシュマロボディおじさん、また出てきてほしいな…

2022/06/06

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