KADOKAWA Group

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

殺し屋ダディ (集英社オレンジ文庫)

殺し屋ダディ (集英社オレンジ文庫)

殺し屋ダディ (集英社オレンジ文庫)

作家
栗原ちひろ
西本ろう
出版社
集英社
発売日
2022-10-20
ISBN
9784086804721
amazonで購入する Kindle版を購入する

殺し屋ダディ (集英社オレンジ文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

よっち

殺し屋組織のボスが急逝し、遺された「死者のリスト」争奪戦が勃発。忠実な部下だった朝比と哮は、唯一ありかを知るボスの息子・三也に接近し、疑似家族として暮らしながら懐柔しようとする子育てコメディ。実はこれまで大変仲が悪かった二人が、今まで誰が誰の暗殺を依頼したのかが記された「死者のリスト」のありかを聞き出すべく、それぞれ三也にアプローチする展開で、若くして殺し屋業界に身を置いていたために普通の生活が分からず空回りする様子が微笑ましかったですね。何だかんだで三人で絆を育んでゆくその結末はなかなか楽しかったです。

2022/12/22

きたさん

ガチの殺し屋ふたりが、まさに「ひょんなこと」から4歳児を育てることになってしまった話。最初はなんかノリにくく読むのに割と苦労したのだけれど、中盤くらいから何の苦もなく楽しく読めるようになりました。大人ふたりがブロマンス以上の関係っぽくあるのが気になるものの、まぁ殺し屋だからそんなものでしょう。深く考えると気になるところはいくらでも出てきそうだけれど、さくさく読むには比較的おすすめの作品。

2022/11/20

栗山いなり

とある目的から4歳児を子育てする事になった殺し屋二人の奮闘と活躍を描いた物語。なんかスパイファミリーっぽいなってのが第一印象だったけど実際読んでみたらコメディありアクションありの擬似家族エンタメ小説だった

2022/11/23

BL臭もする、裏社会の人間が小さな子どもに出会って表社会で生きる系。まあまあよく見るシチュエーションですけれども、それもまた良し。序盤はドタバタしていて延々ご近所トラブル解決なのかなと不安でしたが、最後はきちんと裏社会であることを踏まえたシーンが入っており満足。クドすぎず重すぎず程よく楽しめます。好きですねえ。

2022/12/02

kinta

とんちき設定の子育て奮闘記。この設定が最後までうまく読者へのミスリードを醸し出して最後まで一気。どっかで見たことあるような感じでも、全く見たことのないところに着地している著者の腕かねえ。とりあえず三也のお父ちゃん形而下洗脳度合いは如何ほどか。本人が出てくる可能性も有り得るちょっぴりホラーの向こう側にいる感じ。キレイキレイの宗教団体が一番怖かったけどね。

2023/02/04

感想・レビューをもっと見る