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いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)

いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)

いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書)

作家
養老孟司
出版社
集英社
発売日
2003-11-14
ISBN
9784087202199
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いちばん大事なこと ―養老教授の環境論 (集英社新書) / 感想・レビュー

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さきん

何冊も養老氏の本は読んできているので真新しいこは感じなかったけれども、切実に感じるのは、養老氏の考えが生かせるような社会になっていないこと、故郷や自然豊かのところで羽を休めたい、または住みたいといっても自営業で成功するか、役人になるか、金持ちになるしかない。環境問題も2000年代前半は関心を向ける余裕が日本人にいくらかあったが、今は目の前の生活で手一杯。なんとか東京以外の地域を活性化させたい。

2018/06/10

tetsu

★4 養老孟司による環境問題の話。 地道なフィールドワークをベースとする著者ならでは視点は説得力がある。 環境保護団体の反捕鯨は、商業捕鯨によるクジラ減少を防ぐというより、ベトナム戦争での枯葉剤による環境破壊の追求をかわすためアメリカが手をまわしたという話は、環境問題が政治に利用される現実をよく表している。二酸化炭素排出権取引なども裏でいろいろありそう。 また、地方再生のため年に3か月強制的に田舎に住む参勤交代のアイデアはユニークで面白い。里山再生や現在地方が抱える様々な問題が一気に解決しそうな気がする。

2017/03/26

佐島楓@勉強中

環境論として優れていると思うし、わかりやすかった。人間も自然の一部。子どもの存在は自然そのもの。非常に腑に落ちる。だからこそ、無責任ではいられない。

2013/03/03

Sakie

饒舌な養老先生が「いちばん大事」に絞って話せるのかという懸念と期待を持して。『グローバル化した経済とは、地球規模の花見酒である』とは先生自身が発想した表現ではないが、面白い。自然のことを埒外に置いて、実体のない経済に終始するから、終いには空っぽになるというお話だ。小さな脳が身体も自然も支配できると主張しているだけで、身体は自然に属するのだから、心と身体の対立もまた環境問題。欧米の仕組や概念を持ち込む程、人間は自然でなくなってゆくみたい。先生は「とんでもねぇ時代だ」と思っているのですって。ほんとに、ねぇ。

2016/03/22

Humbaba

現実社会において問題を解くときに最も難しいことは,何が問題であるのかを明らかにすることである.特に,環境問題においてはそもそも問題意識を持ちにくい状況が生まれてしまっている.だからといって,それは環境問題は放置して良いという結論にはなってはいけない.

2010/11/17

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