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父の文章教室 (集英社新書)

父の文章教室 (集英社新書)

父の文章教室 (集英社新書)

作家
花村萬月
出版社
集英社
発売日
2004-12-17
ISBN
9784087202724
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父の文章教室 (集英社新書) / 感想・レビュー

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カザリ

勉強のスパルタを受けた子供はけっこういるけど、その結果、東大とか医者になる程度のまともな人間になってしまうあたり、あくまでもよくある知識詰め込みの教育なのかなと思う。幼いころの読書はたしかに著者の思考や文章のうまさに表れていると思うんだけど、それだけじゃない気もする。年端もいかないうちの教育をその後、自分から進んで課すようになったときに、才能の有無が発揮されるんじゃないかな。教育はあくまでもきっかけにすぎないと思う。はまるかはまらないかは、その人間の器かな。

2016/07/09

James Hayashi

小説の書き方でも教えてくれるのかと想像していたが、実は著者の特異な自伝というか、父との関係とスパルタ教育。以前は遊び人で小説家になった事にラッキーな人と思っていたが、その実力は少年時代に養ったものらしい。ピリピリした父子関係。まともに小学校も出ていない著者が、絵の才能を見抜かれ父親に英才教育を施された。あまり読書もせず新聞も読んだことがないというが、知識は持ち合わせている。この親にしてこの子あり。努力しても彼の足元にも及ばないと痛感した。

2016/01/05

KAZOO

子供のころの父親との葛藤がよく書けていると思いました。すごいスパルタ教育であったことがわかります。父親の死後は、花村さんのよく書いている小説のような生活になったようです。しかしながら幼少時のつめこみが将来にも役立ったということでしょう。

2014/04/17

スリーピージーン

やっぱり作家って変な人が多い。じゃないと読者はつまらない。お父上も今の世なら作家になれていたかもしれない。これは連載をまとめたものだけど、ひとつの小説としても、育児書としても、もちろん自伝としても深みがあっておもしろい。かえるの子はかえるってこういうことか?

2014/05/06

i-miya

ドヤ街、山谷。ドヤはヤドをひっくり返した言葉。正男さん=父、出産費をなんとか、と母、しかし逃げた父。実は私も逃げ出す血、なのです。美術出版社『見えるものとの対話』(ルネ・ユイグ)、中山公男・高階秀爾訳がおすすめとのこと。17歳のときに読んだ、言語の抽象性の高さ、絵画と言葉。

2009/07/03

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