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中華文人食物語 (集英社新書)

中華文人食物語 (集英社新書)

中華文人食物語 (集英社新書)

作家
南條竹則
出版社
集英社
発売日
2005-05-17
ISBN
9784087202922
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中華文人食物語 (集英社新書) / 感想・レビュー

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パトラッシュ

日本人にもなじみ深い(一部除く)中華料理にまつわる面白歴史エピソードを綴ったエッセイ集。料理の誕生や命名の謂れなど知らない話ばかりで楽しく読めたが、食べたことのない料理が多かった。東坡肉やナマコはともかくスッポンの「覇王別姫」や馬肝は初耳だし、大根料理やチャプスイも知るものとは明らかに違う。まして憎い相手のものでも人肉(!)料理など食いたくない。テーブル以外の四つ足は全て食うと豪語する中国人の、歴史に根差した爆買いならぬ爆食パワーを見せつけられた気分だ。そのうちパタリロ並みに地球を食い尽くすのではないか。

2020/08/16

じろう

わりと中華料理でもマイナーっぽいのが紹介されている。すっぽん料理、犬料理、鯉料理、人肉料理、雑炊など。遊牧民の王朝のときは犬を食べるのは禁止。フォーチュンクッキーはアメリカ発祥。コウモリ料理は出てこなかったなあ。

2020/05/07

madhatter

岳飛廟で縛られてるのが韓世忠と書いてあった記憶がある。四大武将ではあるが、張俊の間違いである。

tarazanzan

流れるような文章で読みやすかった。料理の匂いがしてくるような錯覚が。知識豊富ですな。

2011/02/24

賽子

★★★☆☆・・・この著者の書く中華料理話は読むだけで美味しそうで、小説より好きです。なので、「満漢全席」も好き。中国史関連と言うよりは、中華料理についてのエッセイでした。

2005/06/04

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