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偶然のチカラ (集英社新書 412C)

偶然のチカラ (集英社新書 412C)

偶然のチカラ (集英社新書 412C)

作家
植島啓司
出版社
集英社
発売日
2007-10-17
ISBN
9784087204124
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偶然のチカラ (集英社新書 412C) / 感想・レビュー

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月讀命

日常の生活の中で、仕事や恋愛等を通じ、家族や友人達に降りかかる多くの事象は、偶然の産物であるか様にもみえる。しかし、それは必然であり、宿命と呼ぶべきものと思う事も出来る。私達は、未来に何が起こるのかは全く誰にも予測不可能な事象である。未来が見えない時、先行き不透明な不確実な社会の中で、私達が幸福に生きる為には、どの用にすれば良いのだろうか。健康で安全に生涯を全うする為には、何が必要不可欠なのであろうか。本書は、偶然の仕組みを解読する事から始め、将来の私達の人生を有意義なものにする為の処方箋といえよう。

2011/09/16

かいてぃ〜

運とか偶然について書かれた本で、読んでいるうちに偶然なんだか必然なんだか分からなくなる感じ。ただ結局、「自分の身に起きたことを全て必然」と考えて、ありのままに受け入れる事が精神的にも良いのかな?と思う。「世の中にはどうにもならないこと『も』ある」のだから。人生において、切り拓く事も必要だが、あえて選択しないで、見えてきた状況によって動くという「流れに身を任せる」ことも時には必要なのかもしれませんね。

2018/07/09

おおにし

再読だが読メは初登録。「未来が見えない予期、いったいそうしたらいいのか」という問いに対するヒントが断章形式で書かれた本で、パラパラとページをめくると求めるヒントが見つかることがある。今回は『だいたい物事の流れ(理)と自分自身のあいだがギクシャクすると「病気」になる』というフレーズが目に留まった。昨年秋に体調を崩したはコロナ時代の流れに乗り切れていないのが原因だと気づいた。病気をあまり意識せず身近なことを1つ1つ片付けながら、よい流れが来るのを待つようにしたい。

2021/01/02

小木ハム

運・偶然についての本である。読んでると、この世の全てが偶然どうしのニアミスなんだと思えてくる。その巡り合わせにはささやかな因果律が絡んでおり、つまり全ては必然となるパラドクス。確率にちなむ表現はたくさんある。マーフィーの法則、大数の法則、未来予知、ビギナーズラック、黒猫、縁起物などなど古今東西いかに人々が確率に翻弄されてきたかが窺える。後半は下手なカウンセリングを受けるより気が晴れます。『なるようになる。そういう人々につねに偶然は微笑みかける』

2018/01/29

だーぼう

小さじ一杯の優しさと、一つの真理を知っただけで十二分!とてもラクな気持ちになることができた。ブログに感想を書きました。

2016/04/17

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