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化粧する脳 (集英社新書 486G)

化粧する脳 (集英社新書 486G)

化粧する脳 (集英社新書 486G)

作家
茂木健一郎
出版社
集英社
発売日
2009-03-17
ISBN
9784087204865
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化粧する脳 (集英社新書 486G) / 感想・レビュー

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KAKAPO

≪他者は自分の思いどおりには決してならず、自分とは決定的にことなっている。しかし、自分とは異なるからこそ、さまざまな体験をもたらしてくれる存在である。化粧はそのような他者との出会いを促し、他者とのかかわり合いの中で新たな自分を発見させ、自分を変化させていく。≫化粧は、自分を際立たせるというよりも、むしろ自分を相手と同質化させることによって相手を受け容れ、コミュニケーションを円滑にすることを目的として行われる行為なのかもしれない。'09年発行と新しい本ではないが、化粧という切り口は新鮮な断面を見せてくれる。

2015/08/21

蓮華

化粧をすることで脳の認識を変えることができる。 人というか女性は自分も他人も見た目で判断しているのかも。

2018/02/07

ちくわん

2009年3月の本。化粧、顔、鏡にまつわる男女の違い。本文には集中できなかったが、巻末に「脳科学者の母が、認知症になる」の恩蔵絢子さんの論文・写真があった。

2021/06/08

anco

鏡を通して自分の顔を認識できるようになり、外見についてもピアプレッシャーを感じるようになった。人間は他人とのコミュニケーション、特に目が合ったときにドーパミンが放出され、最も喜びを感じる。鏡に映った自分と目が合うことでもドーパミンは放出された。化粧は気持ちを活性化させ、対人関係を活性化させる効果がある。脳は不確実性を好む。相手の本意が分からないからこそ脳は刺激を受ける。鏡はメタ認知に通じる。自分の姿を客観的に認識することで、自分の姿を再発見でき、創造性へとつながる。

2015/06/20

星野

確かに、と思う部分がいくつかあった。女性なら頷く場面が多そう。内面の、しいては言葉の化粧にも気をつけたいものです。

2013/04/23

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