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釈迦とイエス 真理は一つ (集英社新書)

釈迦とイエス 真理は一つ (集英社新書)

釈迦とイエス 真理は一つ (集英社新書)

作家
三田誠広
出版社
集英社
発売日
2014-06-17
ISBN
9784087207446
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ジャンル

釈迦とイエス 真理は一つ (集英社新書) / 感想・レビュー

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rokubrain

キング・オブ・ストーリーズ。宗教は突き詰めれば最上の「物語」だ。 年月を掛けて人類の叡智が詰まったストーリー。 釈迦、イエスの生き方およびその時代の背景から「物語」の原型が見えてくる。ともに小国から廻りの大国の人心を取り込んでいった歴史をもつ。 断片的だった話の点が線でつながってきた。快刀乱麻を断つ。三田さんのおかげで、少し俯瞰して見えてきた。作家先生ならでは、と思う。 いわゆる原理主義と全く反対である「中道」が 今を生きる我々に多くのヒントを示唆してくれるのに共感。

2015/09/21

おやおや

「釈迦の場合は、生まれた時はただの人です。(中略)ただの人が、修行の末に仏陀となった。これが仏教の基本的な考え方です。 / 一方、イエスは生まれながらにして『神の子』なのです。(p.98-99)」このように釈迦とイエスの違いを指摘する箇所がありますが、仏教、キリスト教それぞれの原点を分かりやすく述べておられます。この本の帯にあるように、仏教の「諦(たい)」とキリスト教の「隣人愛」は共通するところがあるので、八百万の神々がおられる多神教の日本人は、釈迦とイエスの教えもそれぞれ受け入れるべきだと思いました。

2014/06/30

take

キリスト教の「隣人愛」と仏教の「諦」を取り入れた平和主義を進めよう!という話だったが、キリスト教徒やイスラム教徒やユダヤ教徒が殺し合いをしている現実がある以上、説得力に乏しいように思った。戦争はイエスの思想に相容れない行為だが、それをどう防ぐかの答えは示されていないと思う。

2016/11/18

桔梗屋

仏教の「諦」とキリスト教の「隣人愛」は、ともに、自分と異なるものを「そういうものだ」と受け入れること、なのか。「仕方ねえなあ」って気分なのかな。だったら俺は、かなりそういう境地に近い気がするけど。大抵の人間は「仕方無いもの」だと思うしね。

2016/07/16

のびすけ

仏教とキリスト教の成り立ちが分かりやすく書かれている。

2015/01/18

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