読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書)

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書)

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書)

作家
ヤマザキマリ
出版社
集英社
発売日
2015-12-17
ISBN
9784087208153
amazonで購入する Kindle版を購入する

ヤマザキマリの偏愛ルネサンス美術論 (集英社新書) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

けろりん

ヤマザキマリさんが、ルネサンスと総括される文化活動の数多の担い手の中から、愛してやまぬ人たちをピックアップして、その魅力を熱く語る本書。取り上げた芸術家の選択基準は、何らかの意味で「変人」であったこと。15・6世紀の三大巨匠を中心とした時代だけがルネサンスにあらず。そのムーブメントの源は、ヨーロッパ社会が創造的な営みから遠ざかった、所謂中世暗黒時代に於いて、自由な発想、因習を疑う心『種火』を持った人々の中に求められること。美術の枠を超え、文学や学問の分野にもその精神がある事を、簡明な文章で綴る楽しい一冊。

2020/01/07

tama

図書館本 初ヤマザキ 次の予約がない。テルマエの作者なのに意外。勿体ないなー!大変大変興味深く読みました。ちょこっとこの方の経歴も出ててたが、デッサンがやたらに巧いはずだ。「ルネサンスはもっとも大規模な文化のメンテナンスが行われた」/どきっ! 「今の日本に一番欠けているのは、ルネサンスを育んだ懐疑的な精神」/どきどきどきっ! 中野京子先生を追い落とすかもっ。新書版で絵が小さいのは承知だが次回作はもうちょっと絵を増やして欲しいなぁ。というか、この人の本もっと読もう。

2016/02/15

aisu

フィリッポ・リッピからボッティチェリ、あの三大巨匠はルネサンスの定番ですが、2章4の「盛期ルネサンスとは何か」以降、第3章シチリア、ヴェネツィア、北方、そして4章の王様から小説家、建築家のルネサンスの先駆け、あたりが、特に面白かったです。一般的な「ルネサンス」のイメージ(日本で)と、著者が感じるズレに、なるぼどと思いました。著者は夫に付いて世界各地を回っているのですが、夫の(学者という職業の)グローバルさもすごい………

2016/05/19

しぃ

変人にフォーカスしてルネサンスを辿る、芸術家に対する箇所は面白く読みました。見たことない絵、聞いたこともない画家も出てきて、知識欲も満たされました。終わりの方は著者のルネサンス論になっていき、日本にもルネサンス的なものが必要という主張に。ここだけは素直に頷けない箇所も多かったなあ。鎖国だったからこそ花開いた文化も残った習慣もあるわけだし。自国の歴史を全て肯定したい訳ではないけど、外から言うのと中から見るのとでは色々違うんだろうなと感じました。最後はそんな感じでモヤモヤしたけど、本章の箇所は面白かったです。

2018/07/25

Vakira

1月に東京都美術館にボッティチェリを見に行った。その時図録と一緒に並んで販売していたのがこの本だ。んん?ヤマザキマリって「テルマエ・ロマエ」の作者? どうもその様だ。ペラペラとめくるとなかなか面白そうなので図録と一緒に購入。 ルネスサンスの画家達の紹介。ダビンチ、ミケランジェロ、ボッティチェリぐらいしか知らなかったので、少しはルネサンスの画家の知識が増えたかな。マリさんの手に懸かると偉大な画家も愛しい変人。変な振る舞いも己の道を極めたからこそ。芸術家と言うより人生が魅力的に紹介されています。

2016/11/17

感想・レビューをもっと見る