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受験学力 (集英社新書)

受験学力 (集英社新書)

受験学力 (集英社新書)

作家
和田秀樹
出版社
集英社
発売日
2017-03-17
ISBN
9784087208757
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受験学力 (集英社新書) / 感想・レビュー

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カッパ

【◯】私は受験は失敗組なのです。しかし、中学受験で培った方法は人生のあらゆるとろこで役立ちました。広く浅くや、基本的なものは取りこぼさないなどです。 でもどこか甘くてぎりぎり勝負なとこあります。これで失敗してるので気を引き締めないとですね。

2018/02/18

ひよピパパ

2020年度から変わった入試制度を前にした、新制度への危惧と従来型の受験学力を重要性を訴えたもの。結果的に今年4年目を迎えた共通テストも、本書で指摘されていたような記述式はなく全て従来通りマーク型であるし、危惧されていたような面接重視の偏重型の入試制度にもなっていないので、本書の主張はやや過剰に見えた。氏が従来型受験での成功者だけに、自身の立場に立った主張が所謂「和田メソッド」ともいうべき受験攻略法を織り交ぜて述べられている。氏が新しい学力として提案する「知的好奇心」「知的体力」「知的謙虚さ」には納得。

2024/01/20

ネクロス

今度の学習指導要領の改訂によりどのような学力感が生まれるか。従来式(もしくはもっと競争の激しかった時代)の受験が底上げの品質担保としてどのように機能したか。

2017/05/16

九曜紋

大学入試改革によって入試のAO化=就活化が加速するなら反対かな?内申書重視、小論文、面接、グループディスカッションによる選抜になると、ペーパーテストによる学力が担保されない。現状ですら一般入試による合格者とAO入試による合格者とでは前者が学力で優る、逆にいうとAO入試入学者の学力が低いという現状がある。就活で何が苦しいかというと、なぜ自分が不合格なのかがわからないこと。自分の人格が否定されるような感覚は精神的に厳しい。ペーパーテストでは自分の足りない所が明確にわかるので納得できる。若者には酷な制度。

2017/04/02

rico

2020年の入試改革、大学入試が就活みたいになって、コミュ障は救われないなあ…なんて思ってたのだけど。「人物本位」の入試の意義はわかるが、「それだけ」になるリスクを、もう少しまじめに考えるべきでは、と改めて思う。格差の拡大や基礎的な学力の問題、それにかかる手間やコストの問題など、色々あるけど、「人物本位」の入試は、特定の思想や行動へ導く装置となり得るわけで。「パンより和菓子が好き」って言わないと合格できないとか…

2017/03/25

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