読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

掃除屋 プロレス始末伝 (集英社文庫)

掃除屋 プロレス始末伝 (集英社文庫)

掃除屋 プロレス始末伝 (集英社文庫)

作家
黒木あるじ
出版社
集英社
発売日
2019-07-19
ISBN
9784087440041
amazonで購入する Kindle版を購入する

「掃除屋 プロレス始末伝 (集英社文庫)」のおすすめレビュー

「プロレスってヤラセでしょ?」と思っている人に読んでほしい! 長州力も推薦する最上級のプロレス小説! リング上で語られる真実とは?

『掃除屋 プロレス始末伝』(黒木あるじ/集英社)

 プロレスが好きだというと「どこまでがヤラセなの?」と聞いてくる人が時々いる。いや、ヤラセなんかないよ、と言ってもいまいち信用してくれないのは、他の格闘技と違って勝ちの最短距離を狙わないからだろう。相手の技を「受ける」のがプロレスだし、跳ね返すことはあっても、逃げない。よけない。ときに相手と動きをあわせてアクロバティックなパフォーマンスをしてみせる。それを見て、真剣勝負ではない、と思うのかもしれないけれど、そうじゃない。

 私たちはプロレスを通じて、勝ち負け以上に闘う人たちの生き様を観ているのだ、ということが小説『掃除屋 プロレス始末伝』(黒木あるじ/集英社)を読むとわかる。

 主人公は、ベテランレスラーのピューマ藤戸。依頼のあった相手をリング上で制裁する「掃除屋」稼業に手を染める、いわゆる闇のレスラーだ。依頼にもよるが、相手に致命的な怪我を負わせながら、本人にも観客にも気づかせず巧妙に負ける。よほどの実力がなければできないことだが、彼が“まっとう”なプロレスをやめたのには理由があった。15年前、ラ…

2019/8/25

全文を読む

おすすめレビューをもっと見る

掃除屋 プロレス始末伝 (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

かずー

プロレス好きなので読んでみた。ベテランレスラーのピューマ藤戸は、依頼を受け、リング上で相手に制裁を加える裏稼業をしている。もっとプロレスの試合を描いているのかと思ったが対戦のシーンは数な目で、残念だった。団体、選手、実況の名前は架空のものであるが実在のものに似ているのがプロレス好きには楽しめた。

2020/07/09

Shoji

私はプロレスが大好きです。だからとても面白かったです。反面、プロレスのギミックを理解し得ない方には茶番かもしれません。物語のプロットもプロレスのギミックを存分に織り込んだ人情劇になっています。いぶし銀の主人公、中継アナウンサー、レフェリー、ドクター、レスラー仲間、登場人物がそれぞれいい仕事をします。プロレス・エンターテイメントを存分に味わいました。そう、プロレスはエンターテイメントなんです!

2019/07/31

ゆん

業界のルールを破った選手を試合中に破壊する、「掃除屋」ベテランプロレスラーの物語。 オイタがすぎる選手などを"依頼"を受けて負傷させる裏の顔を持つレスラーの目的とは…。 僕はプロレスが大好きなのですごく面白かった。 リングの嘘は、最後まで貫きとおすのがプロ! 戦いとは何か、強さとは何か、その答えはリングの中にある。 プロレス愛がこの著書の中にある。

2019/08/06

ナチュラ

年末年始、山形の実家に帰省したら、書店に平積みしてあったので気になって購入。黒木あるじさんは山形県在住なので、地元の書店が推していたのですね。私は特にプロレス好きではないのですが、凄く面白くて感動ものでした。年齢が近いせいか主人公のレスラーに感情移入してラストは号泣でした。 年始からいい本に出会えて良かった。プロレスファンなら特に、プロレスに興味がない人にもオススメです。

2020/01/11

Tomomi Yazaki

プロレス団体を渡り歩き負け続けるレスラー、ピューマ藤戸。だがその正体は・・・。旧プロレスファンの心をくすぐる技の攻防や裏技の仕掛けに目が離せない!相手の心理をうまく操り、自信を慢心に変え料理する。死合にするのか、志合にするかは奴しだい。そんな彼には一体どんな過去が?私の大好きな獏の格闘技小説とは何か違う。えぐさがライトだからか?だが、闘いの熱さはそれを凌ぐほどだ。この小説は物語の構成もしっかりしていて、プロレスファンの歯がゆさを癒してくれる納得の一冊。カッパになった藤戸を想像し笑いが止まらなかったけど。

2019/10/04

感想・レビューをもっと見る