読みたい本がここにある

Facebook Twitter LINE はてブ Instagram Pinterest

残酷な王と悲しみの王妃 2 (集英社文庫)

残酷な王と悲しみの王妃 2 (集英社文庫)

残酷な王と悲しみの王妃 2 (集英社文庫)

作家
中野京子
出版社
集英社
発売日
2019-12-19
ISBN
9784087440614
amazonで購入する

残酷な王と悲しみの王妃 2 (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

るぴん

第2弾。ルートヴィヒ2世は築城と音楽という趣味に没頭できたし、アレクサンドル3世妃マリアは、後年息子一家が革命で殺される悲劇はあったけれど、夫婦仲は良く結婚生活は幸せなものだったそうだし、カルロス4世も妻に浮気されようが毎日大好きな狩猟に熱中できたのだから、わりと幸せな一生だったのではないかな。最後のクリスチャン7世妃カロリーネ・マティルデが最も不憫。恐らくアスペルガーであった夫に耐え、医師の恋人と国の啓蒙を進めようとした矢先、保守派の罠に嵌り23年の短い生涯を終える。まさにタイトル通りの悲しみの王妃。

2020/01/22

みこ

近世ヨーロッパ史の4つの物語。紹介される肖像画は表情から本来祝福される結婚のはずなのに暗い未来を暗示させている。デンマークやバイエルンなど今まで触れることのなかった王室の歴史を解説してくれるので興味深く読める。中野氏は常々絵画は感じたままに見るのではなく描かれた背景を知ってその味わいを堪能するものと語っているが、それは歴史も同じだろう。巻末の年表を眺めただけでは味わうことのできない今も昔も変わらない人間の愚かさや悲哀がそこには隠されている。

2020/02/20

ゆーり

西洋絵画を鑑賞する時に避けて通れない、王族の婚姻関係と生涯を解説した2作目。今回は不勉強でよく知らない王族の方々でしたが、連なる系図には見たことある名前が。。親戚同士がいがみ合い競い合ってるとしか思えない。美しすぎても賢すぎても不幸になる王妃たち。贅沢三昧の生活をしたいため富と権力に群がる王族や貴族。時を経ても国が違っても、歴史が証明しても人間の欲望は変わらないようで。。

2020/01/12

クナコ@ベアトリクス・ポター満喫中

初読。「怖い絵」シリーズ著者の西洋王族列伝。前回よりもやや内容薄めだが紹介される王族たちの人生の濃さは相変わらず一般人のそれを凌駕している。ルートヴィヒ二世の項は件のノイシュバンシュタイン城を観光し、前提知識があったこともあり、大変興味深かった。カルロス四世といい、王侯貴族の芸術振興活動にはただの偏重趣味を超えた逃避や国会運営上の打算的な背景もあるということが知れてよかった。このシリーズを読むと、ディズニーやアニメの王族がいかに夢想的に作られた存在であるかが実感できる。王族にも権利と義務ありリスクあり。

2020/09/28

ニコ子

図書館 この表紙の一族は凄い。ホラー小説より怖いかも。

2020/01/29

感想・レビューをもっと見る