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対岸のヴェネツィア (集英社文庫)

対岸のヴェネツィア (集英社文庫)

対岸のヴェネツィア (集英社文庫)

作家
内田洋子
出版社
集英社
発売日
2020-07-17
ISBN
9784087441383
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対岸のヴェネツィア (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ふう

写真で見るイタリアはほとんどが太陽の光を浴びていて明るい国という印象ですが、この本で語られるヴェネツィアは観光の街ではなく、暮らしにくさや表からは見えない負の部分なども描かれていて、ちょっと気持ちが暗くなります。でも、それも含めてのイタリアの魅力なのでしょう。驚いたのは、作者が数年間も木造帆船で暮らしていたということ。モンテレッジオの旅する本屋のときもそうでしたが、行動力と本への情熱に感心しました。その情熱に男女は関係ないはずですが、ゴンドラの漕ぎ手に女性はなれないとか。対岸の意味について考えさせられます

2020/08/31

you

いままでとは違うしっとりとしたイタリアだった。いままでは底抜けに明るい人や人懐っこい人、貴族や大富豪等々、ホンマにそんな友人が沢山いるんかいな、とフィクションっぽい感じがあったがこの本では地道な人が多かった。 季節も寒くてジトジトした太陽のない、観光では行かないイタリアが舞台だった。

2020/08/14

Cちゃん

嗚呼ヴェネチアがイタリアが恋しくなってきた!ヴェネチアのハレとケ、現と夢、観光客として上辺だけでは知り得ないヴェネチアが文章の中から浮かび上がってきます。

2020/08/04

土建屋

著者のイタリア住居遍歴には唖然とするしかない。船歴60年超の帆柱がグラグラするほどの木造帆船に、6年住んでいたなどと平然と記す。  今回はヴェネツィア本島の対岸にあるジュデッカ島。ジュデッカ島からすれば対岸にヴェネツィア本島があることになるが、そこに住んだ時のお話である。「観光業に頼りすぎ急騰する物価や混雑を嫌がって住民が流出が続」くヴェネツィア本島。ジュデッカ島などの離島は過疎化老齢化が深刻。  さて、どんなお話が展開されるやら…。

2020/11/28

ふうこ

海外に出たことがない。でもずっと行ってみたいヴェネツィア。海外旅行なんて夢のまた夢な今、本で旅をしようと思う。 幻都ヴェネツィアを、対岸の島ジュデッカの「住人」の視点から描く。上質な小説のようなエッセイ。小説だと思い込んで読んでいた。最初はヴェネツィアが好きなの?嫌いなの?と思ったが、客人ではなく、そこに暮らす人としての愛着の表現なのだと分かった。そこには雑多な日常がある。温かさも、影もある。不思議な心地よいリズムの文章。どきりとする鋭い言葉も。もっとこの人の文章を読みたくなった。

2020/08/02

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