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雨降る森の犬 (集英社文庫)

雨降る森の犬 (集英社文庫)

雨降る森の犬 (集英社文庫)

作家
馳星周
出版社
集英社
発売日
2020-09-18
ISBN
9784087441536
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雨降る森の犬 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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イオちゃん

父と死別し、母は恋人の元へ行ってしまい、中学生の雨音は蓼科に住む伯父、道夫の元へ。厳しく、温かみのある道夫と威張りんぼでプライドが高いけれど、癒してくれる先輩犬ワルテルとの生活は、雨音にとってかけがえのないものとなる。蓼科をはじめとする自然の描写がとってもいい。最初はぎこちなかった道夫、ワルテル、正樹との絆が深まっていく様子もいい。もう、最後は涙があふれてとまらなかった。読み終わるのが残念で、まだその世界に浸っていたかった。辛いときは、犬のように、未来も過去も考えず、今を精一杯生きていけたらいいな。

2021/01/18

えみ

ありがとう、ワルテル。今、満たされた幸福感で心が震えてる。胸いっぱいで泣き出しそう。たった一冊、たかが500頁。だけどそれが私の全てを支配した。この本を手に取った幸運、読書ができる人間であった事、最高だと思える読書時間。何もかもに感謝したい!蓼科の清き雨降る森、山の澄んだ空気、父と兄、そして愛犬が待つ帰るべき家。ホンモノの家族の関係にもがき苦しむ中高生に、過去も未来も持たない“今”だけを生きるワルテルが教えてくれる大切な事。雑念が一掃される素晴らしい小説だった!自然と人に山と犬…。お薦めしたい本№ワン!!

2020/09/20

東谷くまみ

印象的なトライカラー、愛くるしい瞳。バーニーズの魅力溢れる素敵な小説と出会わせてくれた読み友ペンさんに感謝!蓼科高原のキリッとした空気、優しい森の匂い、揺れる木漏れ日…心に傷を持った二人が豊かな自然とバーニーズのワルテルとふれ合い本当の家族や人生をみつける成長物語としてもよくできてるけど、馳さんの犬に対する真っ直ぐな愛情と眼差しに一番心を打たれた。「一緒に暮らした犬たちから学んだことを通して新しい犬と暮らす」こう言えるまで馳さんは何度悲しい別れを繰り返したのだろう。→

2020/12/15

文庫で再読。やっぱりいい!490ページ程を一気読みしちゃう。家庭に不満を抱え、伯父の家で暮らす事になった主人公の雨音。隣の別荘の息子・正樹と共に成長していく物語。そこで欠かせないのがバーニーズマウンテンドッグのワルテル。伯父・道夫さんとワルテルに導かれて雨音と正樹が強くなっていく様子、ワルテルの愛らしさと厳しさが目に浮かぶようだった。犬を飼っていることもあり終盤はキツかったけど、そういう事を知っておくのも必要なんだと思う。ノワールじゃない馳星周さんの作品、他のも読んでみたい。(漂流街は単行本持ってるw)

2020/11/04

ミーコ

『少年と犬』程のインパクトは無かったけど、バーニーズ マウンテンドックの「ワルテル」との生活を通して、母親と上手くいってない雨音 隣の別荘に身を寄せる複雑な家庭の正樹の成長が良かったです。人間より遥かに寿命の短い犬 どうしてもお別れが来てしまう・・・ 哀しいけど、どうしようもない事実。ワルテルには想いはしっかり伝わっています。雨音と正樹 これからの人生しっかりと歩んでいって下さい。

2020/10/28

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