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緑と楯 ハイスクール・デイズ (集英社文庫)

緑と楯 ハイスクール・デイズ (集英社文庫)

緑と楯 ハイスクール・デイズ (集英社文庫)

作家
雪舟えま
出版社
集英社
発売日
2020-11-20
ISBN
9784087441789
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緑と楯 ハイスクール・デイズ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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miu

未来東京。とある男子高校生の恋の物語。男とか女ではなくて、楯が楯だから好きなんだ。人の感情は本来こうあるべきなんじゃないかな。誰からも好かれている楯と家庭環境も悪く、友だちもいない緑。近未来であったとしても、人が人にもつ感情は不変で、恋は尊い。

2021/01/24

kira

初読み作家さん。純愛BL小説って感じ。平仮名表記の単語とか漫画のセリフみたいな会話の切り方だったりとか細部に作家さんの拘りが強くてちょっと読みにくかったな。緑が楯に惹かれていくのも強引に感じたけど納得いくかどうかなんて読む側のエゴですからな…楯の名前を頑張って呼ぶ場面はすごく良くて、あの時間があったことで緑はきっと強く生きていけるんじゃないかなと。楯のニュートラルさの理由がもちょっと知りたいのと近未来設定必要だったんか?というモヤりは残る。解説が明晰で良かったのでその方の本読んでみたくなったという1冊。

2021/02/26

ふかborn

近未来設定が必要かどうなのか謎のままである。個別名称を出したくないとかそんな感じ?近未来設定の候補のひとつとして、容姿端麗で人気者の荻原楯が地球人ではない…というのを想像していたが、全くもって私の妄想だったみたいで、たびたび気を失って夢の旅へ出ていたり、母親に前世での関係を語っていたり、異様に勘が良いとかマジで物語のニュアンス程度であって、「楯は宇宙人もしくは月産まれで実はこの本SF説」をことごとく無にしたのである。いやただ勝手な深読みのせいなのだが。未来の花やしきには、まだメリーゴーランドがあるらしい。

2021/02/06

あるぱか

「やさどく」定期的に雪舟エマさんの世界に浸りたくなります。今回は高校生男子2人の青春小説。よくよく考えるとBLに分類されるのかもしれませんが、そういうことは考えなく、ただただ少し温かくて優しい空気感を感じました。緑くんと家族の対応がとても好き。

2021/12/17

umico

BLに限らず恋愛ものはもうよいかなぁということを再確認。もう完全に母の気持ち。でも李白を誦じたりするのはさすが雪舟さん。未来の設定は…必要だったのかどうなのか。物語全体にキラキラ感と浮遊感は足されていたけど。身体にチップ埋めるの、何か関係あったんかな。

2023/09/14

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