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放課後ひとり同盟 (集英社文庫)

放課後ひとり同盟 (集英社文庫)

放課後ひとり同盟 (集英社文庫)

作家
小嶋陽太郎
出版社
集英社
発売日
2021-03-19
ISBN
9784087442212
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放課後ひとり同盟 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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シオウ

表紙のお見事な蹴りに惹かれて手に取った。ページを捲ると短編が5編。それぞれ形は違えど悩む人と寄り添う人の物語になっている。家族、恋愛、性別、容姿、漠然とした不安…悩みは多岐に渡り、寄り添い方も人それぞれ。中にはかなり重い悩みもあるが、比較的軽めのタッチで描かれておりスラスラ読める。しかし彼らが溢れる想いを吐き出す場面は、どの話も胸にぐっと来るものがあった。4話目と5話目が特にお気に入り。4話目の彼女の寄り添い方に笑い、5話目は優しく聡明な小学生が大活躍!

2021/05/25

ツバサ

少年、少女の生きづらさが描かれていて、そこから抜け出す方法は大袈裟ではないが視界が広がるきっかけは転がっているんだな。自分らしく生きるためには様々な壁があるが諦めない登場人物達に救いを感じました。素晴らしい短編集でした。

2021/03/31

こばゆみ

すっかり大人になってしまったわたしは物語を客観視してしまったけれど、学校生活のもやもやが分かりやすく詰め込まれているので、同世代は何かしら響くと思う。性同一性障害の話は、短編で書くのはちょっと難ありと思った(全く認めようとしない母側の想いもあった方が良いように思う)。文庫版の表紙にナイスキャラな犬が加わっているのがわたし的に一番の嬉しいポイント(笑)。

2021/04/20

タバサ

 文庫版で、再読。やっぱりいいな、小島陽太郎さんの描くキャラは一生懸命生きていて、でも一生懸命さがなくて。でも人間らしい深さがある、のに、いかにもな表現がなくて。現代的と言うのだろうか。私の感覚に合っている。

2021/04/25

hr

年度始めの最初の読了に相応しいかも、と、この本をチョイスした自分が誇らしくなる。人間は一人ひとり違う、当たり前のことを示され続ける小説。各短編の中では、自分とは明らかに性質の違う人間たちが動き回っているのに、自分の腹の下の方でチリチリと反応があるのは何故だろう。今の自分が形作られてくるまでに通過してきたものなのだろうか。これからの自分が向かう確率が少しでもあるからなのだろうか。小説を読むと、生きることの試行が出来る。

2021/04/05

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