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カモフラージュ (集英社文庫)

カモフラージュ (集英社文庫)

カモフラージュ (集英社文庫)

作家
松井玲奈
出版社
集英社
発売日
2021-05-20
ISBN
9784087442441
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カモフラージュ (集英社文庫) / 感想・レビュー

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mayu

2021ナツイチ。松井さんの可愛らしいイメージで読み始めたら驚かされた。「ハンドメイド」はキュンとする恋愛ものかと思いきや一転。堕ちれば堕ちるほど逃げ場がなくなり、いつかは降り積もる重さに押し潰されそうになる恐怖を感じた。「ジャム」は衝撃。誰も言いたくても言えない思いを抱えている。それを取り出してみたらこんなグロテスクな形をしているのかもしれない。うまく処理して折り合いをつけていければいい。多彩な短編。どのお話もカモフラージュされた裏側にゾッとしつつも繊細な表現、最後に見せる未来への決意に惹かれた。

2021/07/26

カメ吉

元SKE48の松井玲奈さんの作品ということでいつも以上に興味津々で読みました。バラエティ豊かな短編集で悩める恋愛模様からドロっとした薄気味悪い?話からと作品ごとに違う色があり統一感があまりなく逆に1作ごとに楽しめた1冊でした。上品なお嬢様的なイメージの作者が書いたとは思えないところもあり興味深い作品でした。アイドルが小説を書くのは他にもいるけど多才ですよね。松井玲奈という名前で本をとりましたが楽しめました。今後も書き続けてほしいし次作もまた読みたいし次はどんな作品かと興味があります。いずれ長編もと期待。

2021/06/05

チョコ

いやー面白かった!松井玲奈さん、すごいなぁ。色んな短編、色々な主人公。どれも生き生きとしていて目の前にいるかのように感情を持って動いている! 歌手から俳優になって、俳優としても面白い役からシリアスな役までできる人だなぁと思っていたところに、小説もこんな風に書けちゃうなんて!これからも楽しみです!

2021/07/18

konoha

新鮮で、読みやすく、とても面白かった!素直でまっすぐな文章に、鋭い情景描写やセリフが差し込まれ、違和感を生む。内向きでモヤモヤした最近の小説とは一線を画し、軽やか。恋や友情と、オムライスやホテルが同じ重さで扱われたような「ハンドメイド」が1番好き。主人公がメイド喫茶で働く「いとうちゃん」は、「まぜまぜ」など言葉のセンスが絶妙。「拭っても、拭っても」は会社の後輩、木下君がいかにもいそう。「好意がダダ漏れ」という表現が良い。深いけど、どこかあっさりした思いや人間関係。飾らず、等身大で書かれた今にドキドキした。

2021/07/04

らび

デビュー作が短編なのは良かった。1作1作丁寧に書かれています。裏側に潜む不穏な雰囲気はどこかに1行加えることでホラーテイストに変わりそう。でも行かない。その辺のバランスが上手ですね。私は『ジャム』がわりと好きかな。霊かと思えばその発想が面白いです。

2021/07/06

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