漂砂の塔 上 (集英社文庫)
漂砂の塔 上 (集英社文庫) / 感想・レビュー
エピファネイア
大沢在昌さんのノンシリーズの作品。単行本で650頁というボリュームに二の足を踏んで文庫化を待って手に取った。舞台は歯舞諸島にある架空の島。日中露が合弁会社を作ってレアメタルの採掘を行っている。日本企業から派遣された社員が赴任後すぐに眼球をえぐられた状態で死体で見つかるという事件が発生。捜査権が及ばないこの島に事件解決のために派遣されたのはロシア語と中国語ができるロシア系クォーターの石上。まだ上巻だがスピーディーな展開で面白い。誰が味方で誰が敵なのか。被害者の死の背後にある島が抱える秘密とは。下巻も楽しみ。
2021/10/24
ココロココ
感想は下巻読了後。
2021/07/08
やっちゃん
これは面白い。北方領土って近いけど謎めいた舞台も良い。こんな閉鎖的な職場も一度は経験してみたいな。続きが気になり一気に読み終えそう。
2022/03/30
ジュンコ
どきどきの展開。下巻へ。
2021/07/25
陽
北方領土のオボロ島のレアメタル生産施設を舞台にした孤島での殺人事件を単身、潜入捜査の冒険小説。 日本、ロシア、中国の三つ巴によって、登場人物がすべて、何かの思惑、探りがあり、上巻では、誰がどのような関わりという部分にのみ焦点があたり、殺人に至る犯人や動機が見えてきてない部分、下巻の展開が楽しみになってきた。
2021/11/04
感想・レビューをもっと見る