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漂砂の塔 下 (集英社文庫)

漂砂の塔 下 (集英社文庫)

漂砂の塔 下 (集英社文庫)

作家
大沢在昌
出版社
集英社
発売日
2021-06-18
ISBN
9784087442595
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漂砂の塔 下 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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エピファネイア

大沢在昌さんの本は一度手に取ると先が気になってページをめくる手が止まらない作品が多い。この年齢で徹夜で一気読みとはいかないので、読了に一週間要したが、その間、頭の中には漂砂の塔が棲みついていた。大沢さんと柚木裕子さんの対談を読んだが、大沢さんは細かなプロットや犯人を決めずに書き進めるらしい。我々の予想を覆す波乱続きの展開はそのあたりにも理由がありそうだ。架空の島が舞台なのに見てきたような描写力といい、作家生活40周年の記念碑的作品というだけあって作者の円熟味が感じられた。狩人シリーズも読もうと思う。

2021/10/29

やっちゃん

後半は緊張感あるハリウッドな展開であっという間だった。主人公がそこまで頑張る理由や日本人中国人ほぼスルーで最後はただのマフィア抗争になっちゃったりプロットが微妙かな。もっと深い物語を期待していました。しかし北方領土行ってみたいなあ。

2022/03/31

ココロココ

【ナツイチ本】他の本が面白かったし、ナツイチ本で、北方領土の孤島が舞台なのも興味深く購入。上下巻と長かったが、とても面白かった。主人公の石上が、美人女医に翻弄されすぎ笑。自分の使命を分かっていたとしても、ここまで動けるのもすごいし、ロシア語、中国語を操れるのもカッコイイ。そうでなければ、この仕事はつとまらないから、指名もされないか。パンドラ・アイランドも読んでみたい。

2021/07/14

ジュンコ

北方領土、ロシアンマフィア……怒涛の展開に引き込まれて一気読みだった。普段は読まない類いの本だったけど、おもしろかった。新しいものにチャレンジするのも夏休みの楽しみだな。

2021/07/28

flower0824_

北方領土の離島・春勇留島で日中露合弁のレアアース生産会社の日本人技術者が殺された。犯人を探すため警視庁のロシア系クォーター・石上が潜入捜査を始める。雪で天候が荒れ閉ざされた島。誰が味方かもわからずたったひとりの捜査。やがて島に隠された過去の黒歴史にたどり着いたとき、さらに危険が迫る。石上さん、マフィアのボスには強いのに美人女医には弱い…。

2021/07/23

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