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隠れの子 東京バンドワゴン零 (集英社文庫)

隠れの子 東京バンドワゴン零 (集英社文庫)

隠れの子 東京バンドワゴン零 (集英社文庫)

作家
小路幸也
出版社
集英社
発売日
2021-07-15
ISBN
9784087442731
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隠れの子 東京バンドワゴン零 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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starbro

♡東京バンドワゴンシリーズ完読プロジェクト! https://bookmeter.com/users/512174/bookcases/11307678?sort=book_count&order=desc 江戸北町奉行所定廻り同心の堀田州次郎が、現代の堀田家にどう繋がるか興味津々で読みました。東京バンドワゴンシリーズというよりも、宮部みゆきの時代ミステリのような雰囲気、まだ現代の堀田家に辿り着いていないので、続編があるでしょうか?

2021/10/04

mae.dat

東京バンドワゴンシリーズである必然性は無い様に思われますねꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*)ァ,、'`。シリーズを追っている人からすると騙し討ちに遭ったみたいに感じてしまうかなぁと。そんな事しなくても(しない方が)独立したお話として楽しめると思いましたけど。ちょっとした霊能者……ここでは〈隠れ〉と呼ばれるのですけど、その能力の一端が紺達に受け継がれ、サチさんと交信できる様になっているのでしょうかね。州太郎とるう、どちらが遺伝しているのでしょう。勘一の独特の味付けは州太郎と能力も受け継いでいるのかなぁと想像するのでした。

2023/02/12

寂しがり屋の狼さん

小路幸也が時代小説!?江戸北町奉行所定廻り同心の堀田州次郎と植木屋を営む神楽屋で子守をしながら暮らしている少女『るう』はともに【隠れ】と呼ばれる力を持った者だった。州次郎はたぐいまれない嗅覚を、るうは隠れの能力を消す力を…。養父を殺した者を探すべく、ふたりは江戸中を駆け巡る。堀田の姓に堀田家のご先祖様?と『東京バンドワゴン』を好きな方はニヤニヤしてしまうのでは?(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)

2022/11/26

KAZOO

「東京バンドワゴン」零と書かれていますが、まるっきり関係ない話だという感じがしました。確かに「バンドワゴン」の江戸時代の先祖の話を描いたということなのでしょうが。ここでは何かしらの人の知らない能力をもった人物たちが、不可思議なことを解決しようとしている話が中心となっていて、それなりに楽しめました。「バンドワゴン」とは別なシリーズにしてもいいのではないかという気がしました。

2023/03/02

大好きな小路幸也さんの初となる時代小説は、ハラハラドキドキしながらあっという間に読了してしまいました。楽しかったです。人よりも感が鋭かったり、そこに居ないものの匂いがわかったり、物事の流れる先の事がわかったり、といった特殊な力を持つ人「隠れ」と呼ばれる人達が、その力を制御しながら市井の人の中で暮らす江戸の町で、自身の隠れとしての力を使いながら養父の死の真相に迫る同心州次郎の物語。バンドワゴン抜きで成立する物語は是非この後の展開も読みたくてしょうがない。おるうちゃんの賢さと健気さにまた会いたい。

2021/08/02

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