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かわいい見聞録 (集英社文庫)

かわいい見聞録 (集英社文庫)

かわいい見聞録 (集英社文庫)

作家
益田ミリ
出版社
集英社
発売日
2022-05-20
ISBN
9784087443851
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かわいい見聞録 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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Kei

あんまり、心に残らず、流して読むと、ついつい再読になってしまう。益田ミリさんに罪はないけれど‥。再読すら、読メの登録で、気づく始末。新年から、やってもたぁ。🥲

2024/01/07

空猫

タイトル通り「かわいい」モノたちのエッセイ。その歴史や語源も分かり勉強にもなったり。…元は文字の働きがあったと言う「あやとり」、何とも唐突な「絵かき歌」、最後のクルンがイイ「ソフトクリーム」、日本の素朴なのが好き「雪だるま」、人にも有ったら良い「猫の尻尾」、初めは亀、戦車や飛行船と試行錯誤の結果「鯛」焼き、、ほんわか したい時はミリさんだね(*´-`)

2023/04/30

ぶんぶん

【図書館】ほんの箸休めで、エッセイを読んで見る。 さすが、ミリさんですね、かわいいというワードから参考文献を引く。 これは、可愛いものを愛おしむだけでなく書籍の案内になっている。 ただ読んているだけで「知識」が身に付く良書である。 こんなに「可愛い」ものを思い浮かぶのも凄いけど、なおかつ調べると言う探求心に頭が下がる。 こういう、やり方というのはデビュー当時からのもので、判らないという事を調べてイラストにするという手法だった。 人間の性格と言うのは変わらないものですね。 もう、結婚して子供でもいるのかな?

2022/12/05

まるぷー

かわいいという語源は「美しさ、子どもらしさなどでいかにも愛らしく感じるさま、小さい生き物弱いものに抱く自然感情」とあり、女性たちの「それかわいい」という声を聞くがこの語源を踏まえたならばその気持ちもわかる。そんなエッセイで、この中に出てくる物や事象について参考文献や語源が記されておりちょっと得した気分になった。石蹴りと絵描きうたは懐かしく思い、駅弁のお茶の容器に頷き、タンポポや金平糖の語源に納得し、鯛焼きのルーツに驚き、色鉛筆の色の命名に共感した。

2022/12/16

らび

日本人(まあほとんどが女子)は何を見てもとにかく「可愛い」が良く口を突いて出てくる。可愛くなくてもとにかく「可愛い」これがとても便利なコミュニケーションのツールとなる。しかしその語源は「カハユシ」から変化したもので割愛すると「気の毒で観ていられない」だそう。真逆なんですね・・こういった著者の幼いころからの「可愛い」者たちのルーツを辞典などで調べると結構面白いことが分かりました。ちゃんと辞典があってそれを知って調べる行為が流石だな~勉強になりました。

2022/08/18

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