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冴子の母娘草 (集英社文庫)

冴子の母娘草 (集英社文庫)

冴子の母娘草 (集英社文庫)

作家
氷室冴子
出版社
集英社
発売日
2022-05-20
ISBN
9784087443936
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冴子の母娘草 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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タカギ

新装版。昔の版にはイラストが入っている。えー、コレ、連載してたんだよね。私は半ば連作短編集を読んでいる心持ちだった。著者は母と3泊4日の母方の先祖の墓参りをメインに据えた出雲旅行に出掛ける。母娘の旅行はいつも波乱含み。今回も初っ端から母の飛行機が遅延して暗雲が…。氷室冴子の母がテレビで娘の結婚相談をしたというのは有名な話だけど、そのディテールが可笑しいやら悲しいやら。ホントに徹底して分かり合えないのに、たぶん愛はあるのがツライところ。どこを読んでもハッとする面白い気づきに満ちていて最高でした。

2023/01/17

kashiha

新版いっぱしの女を読んで、氷室氏の他のエッセイも読みたいけど絶版だ、と思ってたら復刊した。嬉しい。再読。20年以上前、多感な年頃に読んだ時は、冴子さん母の気質が我が母にもみられ、冴子さんのように振り回される人生なのかと衝撃だったが、今読むと2人のやりとりが報復絶倒。冴子さんの物事への分析は理論整然としており、母への対処もばっちりなのに、それを躱す母。流石だ母。解説の田辺氏の言うとおり、娘にとって母は人生でブチ当たる壁だが、それをコメディ調で軽やかに書けるのが素晴らしい。氷室氏の雑居時代とか蕨ヶ丘物語とか→

2022/06/19

すばる

旧版の時もそうだったけど、ずっと苦笑いしながら読んでしまった。なかなかしんどい内容です。それでも全編に漂う優しさと辛辣さがいかにも氷室冴子。これからもどんどん氷室さんの本が復刊されますように。/カバーの著者紹介部分、逝去年が「2018年」に誤植されてます。正しくは2008年ですね。

2023/01/05

れお

読んでいてものすごい疲れたのと同時に、氷室冴子はこういうひとだったからこそ、たくさんの素敵な女の子たちを描けたんだなあとぼんやり思った。久しぶりに何か読みたくなった。

2022/12/12

ロピケ

大物が育つにはいろんな条件があると思うのだが、偉大な母、というか自信満々な母親という存在も重要条件になるのではないか…と改めて思った。札幌の大学に通う子供を尋ねて近所をウロウロしたら、氷室さんの母校、藤女子大学を発見してここに通われていたんだなあ…と感慨深かった。後で知ったのだけれど、歌手の中島みゆきさんもここの出身だそうだ。すごいお嬢さま2名輩出。それにしても、冴子さんは芯が強く、母親想いの優しい方だったなあと人物像がはっきり浮かび上がる作品でした。

2022/08/09

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