蝦夷太平記 十三の海鳴り (集英社文庫)
蝦夷太平記 十三の海鳴り (集英社文庫) / 感想・レビュー
だまし売りNo
鎌倉時代末期の陸奥の安藤氏を描いた歴史小説。陸奥には和人とアイヌが共に住んでいた。アイヌ対和人というより、アイヌの中でも和人の中でも対立があり、それぞれ同盟関係になっている。 護良親王は超自然的な能力を持った人物として描かれる。これは同じ著者の『婆娑羅太平記 道誉と正成』『義貞の旗』と重なる。
2022/12/21
ミハイル・キリーロビッチ
作家安部先生は、登場人物の一部に現代関西弁を語らせている。何らかの意図があってのことと推察するが、不自然だと思う。
2022/12/10
uskmal
史実がこんな感じなのかもしれないが、正直尻すぼみ感がすごい。ファンタジーもあり…史実を少し調べてみたい
2024/03/16
びぜんや
鎌倉時代末期の津軽半島を舞台にした歴史小説。基本的に安藤一族の内輪もめに終始し、登場人物が安藤だらけなのでちと読みにくかったです。主人公の新九郎がちょっとした超能力の持ち主だったり、アイヌの人々とその暮らしが絡んできたり、果ては真言立川流が出てきたりで伝奇小説のようなフレーバーが感じられる一方、海洋冒険小説のような爽快さとスケール感も兼備。言い方を変えると歴史小説やりたいのか伝奇小説やりたいのか冒険小説やりたいのか中途半端で、最後はあっさり店じまいしてしまったような物足りなさもありました。★★★☆☆
2022/12/22
かずさん
前半はよかったけど、後半は僕には馴染めなかった。ただ安藤氏のことをもっと知りたくなった。
2023/04/13
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