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吼えろ道真 大宰府の詩 (集英社文庫)

吼えろ道真 大宰府の詩 (集英社文庫)

吼えろ道真 大宰府の詩 (集英社文庫)

作家
澤田瞳子
出版社
集英社
発売日
2022-10-20
ISBN
9784087444445
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吼えろ道真 大宰府の詩 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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タイ子

「泣くな、道真」に続く第2弾。道真が大宰府に流されて5か月。元号が新元号になる日っていつの時代にもワクワク。そんな大事な日に都からの詔に道真を貶める言葉が書かれていたからさあ大変。道真は怒った!破いた、大事な帝からの詔書を。やはり、道真は素直で可愛いと思った一幕。今作は道真より、小野葛根の人物像を描いた場面が多くて前作の方が私には面白かった気がする。妹の小野小町が東北に行ってしまったので登場しなかったのは残念。その代わり、葛紘の息子・阿紀の存在がいい。道真の書に心酔し、彼が後の小野道風というのも頷ける。

2022/11/18

のぶ

自分は前作の「泣くな道真」を読んでいないので、どうなる事かと思ったが問題なく読む事ができた。菅原道真は大宰府に流されたのは知っていたが、その地でどんな生活を送っていたのかは謎だった。本作では道真の暮らしぶりを垣間見る事ができた。何かと神格化された人物だが、人間臭くユーモラスに描かれていた。とは言うものの、道真が前面に出てくることはあまりなく、周囲を取り巻く脇役がとても魅力的で面白い作品になっていた。物語は書画骨董の目利きを愉しむようになった道真が朝廷への献上品が贋作と知る話で騒動が巻き起こる話です。

2022/10/26

真理そら

『泣くな道真』の続編。小野道風などの有名人もチラッと登場して道真さんの左遷暮らしもそれなりに充実してきている。思いがけず竹田真砂子先生の解説もついていて嬉しかった。『腐れ梅』で展開された北野神社の物語といい、このシリーズでの道真さんの駄々っ子ぶりといい、作者にかかると学問の神様をグッと身近な存在に感じてしまう。

2022/10/22

信兵衛

神様として崇めたてられるよりも、面白いところもあった人物として語り継がれる方が菅原道真本人も満足なのではないか、と思わせるものが本作にはあります。

2022/12/01

niisun

タイトルほど吼えてはいないかなぁ。今回も“泣くな”同様に軽いタッチではありますが、史実と空想を絶妙に組み合わせた作品で、とても面白く読めました。こういう人物像の道真公にお目にかかることが少ないので、シリーズ化に期待が持てます。前作では小野小町とのやり取りが光っていましたが、今回は小野道風(阿紀)ですね!花札にも傘をさして柳の下に立つ人物として登場する書の大家。道真の書風を継承している彼が、こんなところで道真と出会って、書の手ほどきを受けていたという設定が、実に巧妙で面白い!しかし小野家は有名人が多いなぁ。

2022/11/13

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