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オフマイク (集英社文庫)

オフマイク (集英社文庫)

オフマイク (集英社文庫)

作家
今野敏
出版社
集英社
発売日
2023-02-17
ISBN
9784087444858
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オフマイク (集英社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

このシリーズも5作目なのですね。若干警察ものとしては(どちらかというと報道記者が主人公)じみな感じなのですが出ると読んでしまいます。今回は「ニュースイレブン」が取りやめになるといううわさや20年前に大学生が自殺した事件の継続捜査がありその刑事二人と報道記者とがからんできます。政治家が関係する事件に発展すると思いきや、自殺した学生がからんだねずみ講的なサークル事件の解決が中心となります。

2023/10/25

のり

シリーズ第5弾。「ニュースイレブン」の打ち切りの噂が囁かれる。「布施」に教えたのはIT長者の「藤巻」。しかも20年前のイベントサークル絡みで自殺者2名を出した件の主催者。追跡調査で藤巻を追う「黒田」達。さらに失踪事件まで加わる。とにかく良くも悪くも忖度なのである。改めて布施の顔の広さにはビックリする。この事件を境に、ニュースイレブンスタッフの絆が深まるだろう。

2023/08/10

ノンケ女医長

今野敏の警察小説に多数回出てくる、報道関係者。警察署内、署長室の近くに彼らの詰める部屋があったり、刑事が飲みに行く店で先回りをしていたり。これは警視庁以外でも頻繁に見られることなのだろうか。報道陣が主なので、警察組織や警察官の数は少なく、読みやすいかもしれない。男性視聴者を釘付けにする美人キャスターは、あんな危険に遭遇するんだね。所在や犯人の判明がやや急だったかも。報道陣側から見た警察組織、という読み応え。現役の刑事が読んだら、どんな感想を持つのだろう。

2023/12/10

けんけんだ

20年くらい前の早稲田大学のイベントサークル スーフリ事件を元にしているよう。嫌な事件を思い出した。話の展開は面白く一気読み

2023/03/26

RASCAL

今野敏さんは「隠蔽捜査」シリーズがイチオシだが、この「スクープ」シリーズも好き。シリーズものを追いかけるかは主人公のキャラによりところが大きい。隠蔽捜査の警察官僚・竜崎もだが、これもTV局の記者・布施が異色。組織になじまない飄々とした一匹狼、おとぼけで表には出さないがジャーナリストとしての使命感、正義感を感じる。サブキャラの匿名捜査係・黒田巡査部長も昔ながらの刑事って感じで良い。今回は、20年前の学生サークルで起きた自殺事件に今を時めくIT長者が絡み、番組キャスターが拉致監禁されるハラハラドキドキ。

2024/03/22

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