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2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫)

2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫)

2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫)

作家
壁井ユカコ
出版社
集英社
発売日
2015-03-20
ISBN
9784087452921
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「2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫)」のおすすめレビュー

アニメ化も決定! トラブルで福井に戻った少年と優れた身体能力を持ちながらプレッシャーに弱い幼なじみのバレーに懸ける青春!

『2.43 清陰高校男子バレー部』(壁井ユカコ/集英社文庫)

 東京の強豪中学バレー部で名セッターとして活躍しながら、あるトラブルから母方の郷里、福井県に帰ってきた灰島公誓。公誓の幼なじみで、優れた身体能力を持ちつつも、あがり症の黒羽祐仁。久々に再会した2人は地元中学のバレー部でコンビを結成するも、県大会で決定的な衝突をしてしまう。そして高校進学後、バレーによって断絶した彼らは、バレーを通して再び出会い直す…。

 ノスタルジックな青春ホラー『サマーサイダー』(文藝春秋)や、中華ファンタジー「五龍世界」シリーズ(ポプラ社)など数多くの作品を発表してきた壁井ユカコさん。WEB文芸サイト「集英社 文芸ステーション(旧 集英社WEB文芸レンザブロー)」で2012年より連載を開始した「2.43 清陰高校男子バレー部」シリーズ(集英社文芸単行本/集英社文庫)が、爆発的な人気を集めている。

 装画を担当している山川あいじさんによるコミカライズに加えて、2021年1月からはフジテレビ「ノイタミナ」枠にてTVアニメーション化が決定している。

 題名の「2.43」とは、高校…

2020/11/5

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2.43 清陰高校男子バレー部 1 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ゴンゾウ@新潮部

ユニとチカ、面倒くさすぎる。ここまで引っ張るなよ。でも青春ですね。やっと清陰高校バレー部が始まる。ユニとチカの物語が始まる。名門ユニチカのように。【ナツイチ 2017】

2017/11/01

ユーさん

色々な性格の登場人物、地方の公立高校が舞台、そして弱小部活に実力者が揃う。王道ですね。方言交えた彼らの遣り取りは、やはり面白い。次巻にも期待。

2020/05/08

ユザキ部長

正直言って灰島、おまえ気持ち悪い。「無駄にでかいだけか。つまんないことしてるな、おまえ。なんのつもりだ?」終いには舌打ち。チームスポーツの筈なのに。。なるほど。最高の陶酔を追い求める。まだまだ1巻は序章で謎だらけ。あがり症の祐仁、ユニセックスのドラキーに男勝りな荊ちゃん。キリン青木に犬顔の小田と濃いキャラが続々登場。2巻へ!

2015/06/21

Shinji

巷じゃ「ハイキュー‼︎」が映画で公開されているくらい男子バレーボールがフューチャーされています。それだから…というわけの作品じゃないのは、灰島の転校前の事や黒羽の性格、小田と青木の関係と想いとかの青春群像色の濃さからでしょうね。バレーボール自体に興味がないと全滅なのかと思いきや、巻末に簡単なルールブックと用語集があって親切でした。次巻でプレー場面が深く多くなる事の伏線でしょうね。まあ、ウチの次男坊も今春から高校でバレーボール部に入部したけど… 中学バレー未経験でも毎日楽しそうにしてるわ!次巻楽しみです。

2015/07/09

たまに無性に読みたくなるスポーツ小説。アニメは見ていませんが、小説でも十分面白かったです。高校の男子バレー部の成長を描いた長編だと思っていましたが、予想に反して一話ごとに語り手の変わる、連作短編集のような形の作品でした。それぞれの心情が丁寧に描写されていて、スポ根過ぎず、専門的すぎず、読みやすい。一冊目なのでまだ序章といった感じ。これからどうなっていくのかな。彼らの成長が楽しみです。

2022/01/14

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