小説 ロボジー (集英社文庫)
小説 ロボジー (集英社文庫) / 感想・レビュー
とし
ハートフルでほのぼのする作品でした。電機メーカーに勤務する社員が社長の気まぐれに振り回されながら、ロボット作り?に奮闘しています。一方、仕事をリタイアしたあるおじいちゃんは、頑固な性格が影響してか周囲と軋轢があり、暇を持て余しています。電機メーカーの社員とリタイアしたおじいちゃんが、ともに協力して大イベントにのぞみます。どたばたコメディーが軸にありますが、読み終えると感動します。正直苦しまぎれの設定でもありますが、続編がありそうな終わりかたで面白かったです。疲れたときに読むと癒されてホッとする作品ですね。
2016/12/26
sai
木村電器の新入社員・小林は、二足歩行型ロボットの開発を命じられたが、博覧会直前に大破させてしまう。その場しのぎで体型の合う老人をだまして中に入れ披露すると…。
2017/04/13
ふっかー復活委員長
スウェーデンの『幸せなひとりぼっち』などと対比させてみると面白い。同じ「頑固で偏屈」にも色んなタイプのお爺さんがいるな、と思える。でも皆、乗る時はとことんノルのだ。
2018/01/17
Masaru
文庫本で再読。実は私もエンジニア、知り合いにリアル「葉子」(女性のロボットエンジニア)もいたりして...楽しめました。そう言えば、初めてホンダのアシモ(二足ロボット)を見た時は、中に人がはいっていると思った事を思い出しました。
2017/02/23
めだか
最近矢口さんの映画を観ていて、ロボジーを観る前に小説を読んでみました。ウォーターボーイズ、スウィングガールズっぽく矢口さんらしい面白さで、映画を観ているようでした。映画も楽しみだ。
2017/01/19
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