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教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

教団X (集英社文庫)

作家
中村文則
出版社
集英社
発売日
2017-06-22
ISBN
9784087455915
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読書芸人絶賛の『教団X』がついに文庫化!

『教団X』(中村文則/集英社) 信じる者は間違いなく救われる。何かに傾倒することは、どれほど気が安らぐことだろう。何も信じることができない時代だからこそ、何かを信じ抜きたい。宗教と人との関係が何かと話題にされる今年だからこそ、宗教をテーマとしたあの問題作をもう一度読んでみてはいかがだろうか。

2016年本屋大賞にノミネートされた中村文則氏著の『教団X』がついに文庫化される。この本は元々芸能人、特に芸人からの推薦でその人気に火がついた小説。芥川賞作家・又吉直樹やオードリー・若林、三四郎・小宮らが大絶賛。そして、それに続いて『教団X』を手にとった人たちの間で一大ブームとなった。 圧倒されました。もの凄く想いが詰まってます。しばらく眠れなくなりそう… とても、良い本だった。この厚さを全く感じさせない、全て詰まった、どこも飛ばしよみできない、意味のある言葉の連続だった。とても満足する内容。この本は沢山の人に読んでもらいたい。作者の考え方にとても共感した。久々に手応えのある本に出逢えた。 この作品は、「奇書」と言っても過言ではない。読む人を惑わし、「洗脳」…

2017/7/6

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教団X (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

ヴェネツィア

初出誌が「すばる」への連載であったことといい、作家ご本人は純文学を書くという意識が強かったと思われる。参考文献もそれ相応に準備されていることからもそれが窺える。しかし、結果からみれば、これはやはりエンターテインメント小説である。全体の長さは、すなわち文体が饒舌であることを明かしているし、描かれたカルト集団も現実のそれの持っていた迫力に遠く及ばない。また淫祠邪教めいた宗教儀礼(?)も確たる教義を持たないだけに遊離してしまう。畢竟はエロスとタナトスの2元論を拡大して見せただけというのは、酷評に過ぎるだろうか。

2020/05/10

トンちゃん

評価がきっぱひ割れている作品。レビューは読後に見ましたが、悪文、性描写が下品という点に強く同意。また、政治論や戦争論のような話を頻繁に出してくるのですが、唐突感が否めず、このタイミングでこんなこと語る?という疑問が終始ぬぐえませんでした。 ここまで性描写を描く必要がなさそうだし、なければもっとスッキリと読めたのにと思いました。 でも、海外でも評価されてる作家さんなんですよね。 中村氏の著書で初めて読んだのが教団Xだったので、有名な作品からもう1冊チョイスして読んでみようかなと思います。

2020/05/14

bunmei

当初、単なる宗教集団の内幕を暴くものと思い手に取りました。しかし、読後、あまりにも膨大な内容に、自分の頭の中では、消化しきれずため息を吐いてしまうほどでした。原子物理学から始まり、宇宙創生、宗教、経済、戦争戦犯、国際情勢、テロ問題から医学まで、中村文則という人の頭の中で、これらの様々な専門分野が理路整然と関連付け、展開していく様は脱帽です。正直ついて行くのが精一杯だった。そして、SEXの濃密な描写にも性感が奮い立たされるものがありました。最後の芳江さんの説法によって、幾ばくかの救いとなった思いです。

2017/08/19

nayu

言いたいことを言い逃げして終わった。全ての多様性を愛するというが、そんなものは不可能だ。やっぱり外国になんて行くもんじゃあない。やっぱり自由を認めてる限り悪は世にはばかるよね。理想を語るだけならそれはただの宗教だ。そこから先へは進めない。人類は道を誤ってしまった。倫理も道徳も、法律すらも無力だ。生物というのは自然淘汰されていくものだが、人類はそれを拒否した。愚かにも。それが人類衰退の始まりだ。もう一度自然に身を委ねるべきだ。そして、人類はあるいは文明は、一度滅ぶべきだ。今度は著者の官能小説が読みたいのう。

2017/09/06

扉のこちら側

2018年212冊め。数か月前に読了していたが登録を忘れていた。宗教や政治、貧困問題や性、果ては宇宙へまで話が飛んでいく。この話は本筋に関係あるのだろうかと読みながら疑念を抱いてしまう当たりは日本を舞台に描かれた翻訳小説の趣きである。時間を置いて再読してみたい。

2018/06/25

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