バカになったか、日本人 (集英社文庫)
バカになったか、日本人 (集英社文庫) / 感想・レビュー
ミカママ
政治評論家でも経済アナリストでもない著者(わたし的には彼は知的文化人)が、2011年の震災から14年の内閣総選挙あたりを書いたエッセイの総括。我が身に起こった事項と照らし合わせながら読むことができてとてもリアルな内容だ。当時から闘病されていたという橋本さん、もっと長生きして、こんにちの日本について語っていただきたかった。ちなみに過激でご本人らしくないタイトルは、編集者の意向により改題させられたらしい(笑)
2022/11/19
かず
タイトルは出版社が付けたそうで、著者自身は「日本人は元々バカだ」と思っているそうだ。私は別に日本だけでなく、世界中どこでも一緒だと思う。普通選挙制度の国では、それが目立つだけだろうと思っている。基本、国会議員になるような方々は、庶民よりも賢いと思っている。そんな彼らは、世論という、豆腐のような脆弱な基盤の上で相撲を取らざるを得ないから、まともな勝負など出来るはずがない。最近、「中国やロシアの方が政体としては優れているのではないか」と感じたこともあったが、北朝鮮に住みたいかと言えばご免被りたい。
2022/11/27
友蔵
ちょっと情報が古くなってしまった本だったな。言いたい事は何となくわかるんだけど。。
2017/12/07
yummyrin
2014年末の衆院選時と全く進歩がない。
2017/10/25
perLod(ピリオド)🇷🇺🇨🇳🇮🇷🇿🇦🇵🇸🇾🇪🇸🇾🇱🇧🇨🇺
2015年刊で2011年から2014年までの記事をまとめたもの。そのせいか全体的に論が雑に感じた。それは掲載誌の問題かもしれないしこちらの知識量と思索の深まりによるのかもしれない。でも多分ずっと後で読んでいるからかもしれず、後からならどうとでも言える。 内容は主に日本人と政治、そして政治家についての話。今となって読んでみるとれいわ新選組の将来を占うような気がした。政治家のための政党ではない、サラリーマン(≒大衆≒市民)を支持基盤とする政党が今度こそ本当に出来るのかという。→
2023/04/16
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