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オーバーキル バッドカンパニー2 (集英社文庫)

オーバーキル バッドカンパニー2 (集英社文庫)

オーバーキル バッドカンパニー2 (集英社文庫)

作家
深町秋生
出版社
集英社
発売日
2018-05-18
ISBN
9784087457438
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オーバーキル バッドカンパニー2 (集英社文庫) / 感想・レビュー

powerd by 読書メーター

absinthe

社長のキャラはまるでミネフジコ。absintheはこういうの大好きだ。美人で賢く屈強の男たちを平気で顎で使う。前作同様に短編集だがどの話も面白かった。今回はそれぞれキャラクタの見えなかった側面に光が当たる。とくに社長の生い立ちが垣間見えたのが興味深い。前作で宙ぶらりんだった美桜もメンバーに昇格。チームはより逞しくなった気がするが。この平気で人を騙す女狐社長だが、読めば読むほど魅力が増すのは何故だろう。目が離せない。

2019/08/23

しんたろー

シリーズ2作目。6つの短編がテンポ好く進むので、あっと言う間に読める楽しさだったが、正直言って若干のパワーダウン感も否めない。有道、柴、綾子の三人は健在で、前作の感想で書いた「美桜が仲間になって」も叶えられ、不満ないはずだが...小気味良いアクションやチョッとしたサプライズな結末でサービス精神旺盛だが、もう一歩の深みを求めてしまうのは欲張りすぎ?それでも、続きが読みたくなるのは、深町さんの術中にハマっているのかも知れない。次作では、出自が判った綾子をド真ん中に置いた中編や、美桜が窮地に陥るものを読みたい♪

2018/08/16

海猫

前作の感想で、続編希望と書いたら本当に出た。今回もキビキビサクサク読めて面白い。連作短編集とはいえ、より大きなストーリー性が出てきたように思う。有道以外が主人公になる話が増えてきてチーム感が強くなった。ここから先にも期待できそう。第3弾もおそらく出るだろうから、しばしの待機。

2018/05/30

ナルピーチ

『バッドカンパニー』シリーズ続編も抜群の面白さ!エキサイティングな短編作はどの物語も息もつかせぬ展開ばかり。日本最大の暴力団“華岡組”との抗争が目立ってくる中、女帝“野宮”の為に体を張って対処する一途な社員達には、同じ社会人として見習う必要性があるかも🤣後半ではそんな野宮の謎に秘められた過去と会社を企業した経緯について明かされていく!この人、やっぱ凄いわ。次作では更なる波乱も予期するこのシリーズ!次はいよいよ長編作かな?まだまだ多いに楽しめる事、間違い無し!深町先生、早く続編を出してください!

2022/10/13

Yunemo

愉しめたと言えば愉しめたかな。やっぱり非現実感のなせる業、エンタメ感満載。それにしても前作もそうだけど、6編の表題、読後にああそうかと何となく理解するも、いまいち納得感が薄いままに。野宮綾子社長のもと有道氏、柴氏と新社員美桜の活躍というか突拍子もない解決策に一喜一憂。でもね、設定に無理があり過ぎる感もしてちょっと引きながらなのも事実。綾子社長、てっぺん狙うなんてこと、ホントに想っていますかね。このままじゃ単なるヤクザの世界そのままになってしまうじゃないですか。当方が望むのはスッキリ、スカッと感なのですが。

2018/08/14

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