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おれたちの故郷 (集英社文庫)

おれたちの故郷 (集英社文庫)

おれたちの故郷 (集英社文庫)

作家
佐川光晴
出版社
集英社
発売日
2018-08-21
ISBN
9784087457766
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おれたちの故郷 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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http://naym1.cocolog-nifty.com/tetsuya/2019/06/post-1bc6ef.html

2019/06/08

タルシル📖ヨムノスキー

震災後、行政の基準が変わり、建物の耐震強度云々で、〝魴鮄舎〟も存続の危機となる。一旦は継続を諦める恵子おばさんであったが、陽介のアイディアと熱意、たくさんの人たちの協力で、なんとかなりそうな予感。…ここで物語が終わる。完結編なのに、解決してない問題が山積み!!「故郷は自然にできるものじゃない、ましてお金で買えるものでもない。そこで暮らしている人たちの日々の努力があるから故郷はかろうじて故郷たりえているんだと私は思う。」(p.182)という考えから、知り合いからの多額の寄付を断る恵子おばさんがカッコいい!!

2019/10/24

びっぐすとん

何となく読み始めた『おれのおばさん』シリーズも第一部完。ちょっと上手くいき過ぎ、キレイごと過ぎって思わないでもないけど、小説の話くらいは上出来でもいい。家族揃って暮らせることが当たり前じゃない子供達もいるんだと心に刻めればと思う。ニュースでも特集しているが、大規模児童施設で暮らすよりはもっと家庭的な雰囲気の方がいいと思う。勉強や習い事だって機会を与えてあげたい。子供を育てるのにお金が掛かりすぎる今の日本の現実では里子制度が普及しないのも無理はない。子供は国の宝という割に制度がお粗末で、この国の未来は不安。

2019/03/09

Y.yamabuki

養護施設 魴ぼう舎閉鎖の危機を救うため、そこの出身の陽介、卓也達高校生が活躍するお話。今は、施設を離れ各々の道をしっかりと進んでいる彼ら。協力的な周りの人々。ちょっと理想的過ぎるかなぁとも思うけれど、読んでいて前向きになれる気持ちのよい作品。知らずにシリーズ4作目から読んでしまった。きっと前作までに彼等の葛藤と成長が描かれているのでしょう。是非読まなければ。

2018/10/09

菜食主義@目覚めの刻!

「おれのおばさん」シリーズの第一部完結編?まだ続くんだ? 「おれのおばさん」を最初に読んだとき、なんとも新鮮で爽やかなお話だなぁって思ったんですけど、さすがに4作目ともなると、ちょっと・・・。あまりにも登場人物たちが良い人過ぎて、なんか浮世離れした感があるもんだから、それを無理やり現実化しようとしようとして、やたら説明調になってるような。個人的にはそんな感じがしました。でも、このお話の世界観は嫌いじゃないんですけどね。

2020/06/02

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