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九十九藤 (つづらふじ) (集英社文庫)

九十九藤 (つづらふじ) (集英社文庫)

九十九藤 (つづらふじ) (集英社文庫)

作家
西條奈加
出版社
集英社
発売日
2018-09-20
ISBN
9784087457865
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九十九藤 (つづらふじ) (集英社文庫) / 感想・レビュー

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しいたけ

ラストの切なさ、爽やかさ。「親の怠惰のつけを、どうして子が払わねばならないのか」。お藤の強さは真の強さ。人であること、女であること。商うということ、恋するということ。一本の幹に密度濃く詰まった物語。

2018/12/12

papako

祖母のやっていた口入屋を江戸で始めたお藤さん。口入屋も儲けを出して、寄子(雇われる人)も、雇い入れるお店も八方うまくいく、新しいやり方を模索する。出る杭は打たれるけど、助けてくれる人たちもたくさん。口入稼業にお藤さんの恋?も絡めて、江戸のお仕事小説でした。口入屋の親店の増子屋のおかみさん、お品がいい感じでした。でも、他の西篠作品に比べると物足りないかな。ラスト生きてたんかい!と思ったし。ま、お幸せに。

2021/05/08

優希

面白かったです。口入屋に縁あって店主となったお藤ですが、どうも行き詰まっていました。そこで一世一代の大勝負をかけるのが格好良かったです。周囲の反発で江戸を揺るがしてしまうのが凄い。それでも確固たる心情を抱えて人生を切り開いていくお藤に掘れずには入られませんでした。時代劇でよく聞く「口入屋」が何なのかもわかりました。

2020/07/14

kei302

2021ナツイチ。 敵と味方という分かりやすい構図ではなく、各々の過去の出来事と今の立場とが複雑に絡み合っていて、ドキドキわくわく感+キュンキュン成分入りで大満足の一冊。 終盤の盛り上がりは圧巻です。 口入れ屋、渡り中間、江戸時代の職業紹介所の仕組みがよく分かった。特に、西国や京の江戸店の奉公人は地元から連れてくること、台所などの奥向きの仕事も男性が担っていたこと、江戸時代の雇用形態、勉強になりました。解説は中江有里さん。

2021/07/08

カレイ.シュウ

江戸期の人材派遣会社をバツイチ中年女が立て直す、お仕事小説。口入れ家業、商売の根本は人である。とのポリシーのもと、新事業に乗りだし、旧態依然の同業組合の親玉とも正面対決していく。ラブストーリーも絡めて大満足の一冊です。そのうち映画化されるのでは?

2019/01/21

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