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短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)

短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)

短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫)

作家
嵐山光三郎
井上荒野
岡本かの子
川上弘美
椎名誠
清水義範
白石 一郎
田中啓文
谷崎潤一郎
筒井康隆
中島らも
南條竹則
夢枕獏
吉行淳之介
出版社
集英社
発売日
2018-10-19
ISBN
9784087458046
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短編アンソロジー 味覚の冒険 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ぽろん

この本を読んだ後は、さぞやお腹が空いている事だろうと思いつつ読み出した。最初のうちは予想通りだったが、中程よりは、悪食ともいう物語の数々。確かに味覚の冒険だ。食欲の失せる物語もあるので、食前に読むのは、要注意。美食の本が多い昨今、これはこれで中々、面白かった。その中でも、自分の為だけに出される時代食堂の物語が印象に残った。

2018/12/08

Norico

読み始めた時は普通の美味しい小説と思ってたら、絶妙なタイミングで悪食が混ざりあい、すごく不思議な読後感の短編集。「新鮮なニグジュギペグァのソテー。キウイソース掛け」は、気持ち悪くて忘れられない話になりそう。中島らもさんの小説久しぶりに読んで、他のも読みたくなりました。「元禄武士道」の武士の面子をかけた大食が苦しい

2019/02/13

くさてる

食や味覚をテーマにしたアンソロジー。といっても美食やほっこりしたものは少数派で、むしろ食欲に挑戦するようなえげつない内容のものもあるのでご注意を。筒井康隆と田中啓文がいます。夢枕獏も相当です。バラエティある内容でしたが、個人的には、椎名誠「スキヤキ」がディストピアなSFで、せつなくて良かったです。

2018/12/08

ボン

美食と悪食の小説を収めたアンソロジー。目次に南條竹則の名前があったので思わず購入。南條「麺妖」は麺喰いの神仙譚。面白かったが本格中華を期待してたので少し残念。気に入ったのは女性目線の井上荒野「ベーコン」川上弘美「クリスマス」。筒井康隆のSF「蟹甲癬」は悪食極まりないのに美味しそう。あと夢枕獏「餓鬼魂」は九十九乱蔵シリーズからの一編。このシリーズいつか読んでみよう。そして一番よかったのは谷崎潤一郎「美食倶楽部」。美食悪食を超越した頽廃的で官能的な世界。あんな食事でげぶげぶともたれた腹から噫を吐いてみたい。

2018/11/17

nozomu

新年1冊目。井上荒野「ベーコン」と川上弘美「クリスマス」は既読。おせちに飽きたら本書で美食の描写を楽しむつもりが、筒井康隆「蟹甲癬」から雲行き怪しくなり、田中啓文「新鮮なニグ~」においては食事前後に読むのは禁忌レベル。一方で、岡本かの子「鮨」の、ともよの片思いにしみじみし、清水義範「時代食堂の特別料理」で、自分の為に出てくる料理を想像する楽しさを味わう。白石一郎「元禄武士道」、夢枕獏「餓鬼魂」からは大食での身の破滅、田中啓文、谷崎潤一郎「美食倶楽部」からは美食への拘り=憑かれる事を学び、節食に目覚めそう。

2019/01/02

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