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みかづき (集英社文庫)

みかづき (集英社文庫)

みかづき (集英社文庫)

作家
森絵都
出版社
集英社
発売日
2018-11-20
ISBN
9784087458060
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「みかづき (集英社文庫)」のおすすめレビュー

「高橋一生主演でドラマ化と聞いて喜びに震えてる……!」2019年1月のドラマ開始前に『みかづき』原作の感想は?

『みかづき』(森絵都/集英社)

 2019年1月からスタートするNHKの土曜ドラマが待ち遠しい。2017年に本屋大賞で第2位を獲得した森絵都氏の『みかづき』がついに実写化されるのだ。さらに、主演は、高橋一生&永作博美。昭和から平成にかけて学習塾を経営する家族の物語を2人はどう演じるのだろうか。

 Twitterでは、「みかづきドラマ化するんだ、待ちきれんな」「『みかづき』が高橋一生主演でドラマ化と聞いて喜びに震えてる……!」「実写化を待ちわびてた森絵都さんの『みかづき』がとうとうドラマ化するみたいで今から楽しみすぎる!! しかもNHKていうね. 期待するしかない」など、ドラマを期待する声があとを絶たない。

 そんなドラマへの期待を反映して、原作小説『みかづき』の文庫本がついに刊行された。ドラマが待ちきれないファンたちは小説で予習し、ドラマの放送を待ってみてはいかがだろうか。この物語はドラマだけでなく、小説でも読んでほしい、感動巨編なのだ。

 高橋一生が演じるのは、教員免許はないが勉強を教える才能を持つ大島吾郎。彼は、小学校の用務員室で生徒の補習を行って…

2018/12/9

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2019/11/2

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みかづき (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ヴェネツィア

エンディングは実に巧い。この3世代にわたる、600ページを超える長編の掉尾を飾るにふさわしい。しかも、ここまでこの小説に付き合ってきた身にとっては、おもわず暖かい涙を落としそうになる。ただ、ちょっと気になるのは、読んでいる途中も、そし読み終える時のこの感覚が、なんだか重松清のそれに似ていること。今回の作品では学習塾を舞台に据えながら、日本の戦後教育という長いスパンから、そして現在の教育界が抱えている問題を真っ向から取り上げている。そんな硬派な題材でありながらも物語として成功しているのは、ひとえに吾郎を⇒

2019/11/10

三代目 びあだいまおう

期待以上に良かった。戦後から今、そして未来に繋がる教育会の難しい問題を塾経営の視点から紡ぎ提起しながらも小説仕立てで共感しやすい。GHQから民主主義、団塊世代からゆとりへと、都度都度の教育方針に振り回され未来を翻弄されているのは子供たち。『今は万事小器用な人間がウケる時代かもしれんが、要領のいいタイプは~~(本文)』のくだりは大いに共感です!私利私欲が壁ですが、学校と塾が子供の人間形成の土台造りを目的にタッグを組む、日本の一つの道筋ですね。きっとこれでも頁が足らなかったでしょう。締め方が秀逸でした‼️🙇

2020/02/24

ゆのん

『教育』に生涯を捧げた三世代に渡る話。熱い思いで突っ走る千明、考え方の相違から別の道を行く吾郎、ナンバーワンである事に存在意義を見出そうとする蘭、平等な教育に関心を持つ一郎。それぞれの心の内が胸を打つ。ラストの章では涙、涙。理想とする教育を求める一方でバラバラになってゆく家族だが、危機に直面した時に支えになるのも家族であり壁を超える度に絆が強まる。家族とは、理想とは、教育とはを考えさせられる。1

2019/01/01

エドワード

私は「個性を伸ばす学校」という表現は矛盾していると考えている。しかし教育に正解はない。多くの人は、自らが受けた教育と、子供たちが受ける教育しか知りようがない。また、その教育が、その人の人生をどのように導いたのか、あるいは、導かなかったのか、正しく検証することは難しい。だから、人はみな教育評論家になれる。日陰の存在だった学習塾を経営する一家の、戦後半世紀の壮大な物語。受験戦争、官民戦争、業界戦争が吹き荒れる、朝ドラじゃない、まさに大河ドラマだ。そう、教育に完成はない。だから、この本のタイトルは<みかづき>。

2018/11/27

初雪ハロー

教える原点、教員の生命線です。長かったけど…ドラマも見て、読んだ。最初は、用務員室からスタートした、児童の躓きに個別に対応して、児童のやる気を引き出す。 これは、現在でも教師力として必要です。 とても素敵な1冊です。オススメです。

2019/02/17

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