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短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫)

短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

集英社文庫の食にまつわるアンソロジーに引き続いて、患者という視点からのものです。合いも変わらず筒井さんのは快作という感じで笑いながら読んでしまいました。小松さんの「くだんのはは」はさまざまなアンソロジーに収められています。久坂部さんのはかなり女性の心を深層分析している気がしました。藤田さんの「特殊治療」は一種の怪談ですね。さまざまな味わいのある作品集でした。

2019/06/07

kasim

医療系小説のアンソロジーって珍しいなと手に取ったが、すべて主役は広義の患者で、食中毒、美容整形、精神病と勘違いされる科学者など、あまり医療系という感じもしなかった。ジャンルも純文学、物語を作りこんだタイプ、コメディ、時代小説と様々。結局いちばんよかったのはもう読むのは何度目か分からない「くだんのはは」。旧家の因縁、殺伐とした戦争末期の雰囲気、愛国少年の鬱屈を回顧で語る形式とその必然など、陰影豊かでいつ読んでも好きだ。三島「怪物」の気持ち悪さも印象深い。

2020/08/18

けい子

登録数が少ない事に驚く。いろんな著者による短編集でかなり楽しめましたよ。小松左京さんの「くだんのはは」は戦時中の話。「二階に何かがいる」のですが子どもの目線なので怖さが増しました。

2019/03/17

OHモリ

・集英社の短編アンソロジーシリーズは「短編工場」「短編復活」に続いて3冊目でいずれもBOOKOFFで衝動買い。調べてみればこのシリーズは11冊目でこれが最後になるらしい。巻末の「編者の事情」によれば、「医学もの」のアンソロジーをという編集部の意向をあれこれ考えているうちに、患者を中心にもってきたものを集めたろうやないか!と思って集めた短篇集だとのこと。感想はブログで↓ https://plaza.rakuten.co.jp/drunk4374books/diary/202002090000/

2020/02/08

BUBI

三島由紀夫や北杜夫なども入っている、ちょっと古い時代の作品を集めた短編アンソロジー。小松左京の「くだんのはは」は既読。作品全体の雰囲気も好きだし、意表を突かれるオチもお気に入りの作品です。くだんはこのコロナ禍は予知してたかしら。東日本大震災は? そんな想像をしてしまいます。渡辺淳一の梅毒の話や隆敬一郎の「跛行の剣」、白石一郎の「包丁ざむらい」など時代ものも楽しめました。こんな名作ぞろいの中、氷室冴子の作品だけ極端に場違いなのはなぜなんでしょうねぇ(苦笑)

2020/06/25

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