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短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫)

短編アンソロジー 患者の事情 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

集英社文庫の食にまつわるアンソロジーに引き続いて、患者という視点からのものです。合いも変わらず筒井さんのは快作という感じで笑いながら読んでしまいました。小松さんの「くだんのはは」はさまざまなアンソロジーに収められています。久坂部さんのはかなり女性の心を深層分析している気がしました。藤田さんの「特殊治療」は一種の怪談ですね。さまざまな味わいのある作品集でした。

2019/06/07

ごみごみ

さまざまな事情を抱えた患者たちが繰り広げる14のアンソロジー。ブラックコメディ、ホラー、SF、時代小説と作者によって作風もさまざま。やっぱり怖いのは人間。しかもその多くは女性!「彼女の冷蔵庫」「シリコン」「共犯者」「薔薇連想」が印象に残った。

2021/06/10

コーデ21

<シリアスから不条理まで具合の悪い現代人に贈る癒し?の14編> 「医療」に特化した面白い切り口の短編アンソロジー。手堅い作家陣による、SF風あり時代劇ありコメディありのバラエティ豊かな一冊。既読の山本文緒『彼女の冷蔵庫』や隆慶一郎『跛行の剣』小松左京『くだんのはは』が好み♡ 久しぶりに読んだ『跛行の剣』は凄み&外連味あって隆氏の魅力を再確認!『柳生非情剣』を再読したくなりました^^

2021/09/29

kasim

医療系小説のアンソロジーって珍しいなと手に取ったが、すべて主役は広義の患者で、食中毒、美容整形、精神病と勘違いされる科学者など、あまり医療系という感じもしなかった。ジャンルも純文学、物語を作りこんだタイプ、コメディ、時代小説と様々。結局いちばんよかったのはもう読むのは何度目か分からない「くだんのはは」。旧家の因縁、殺伐とした戦争末期の雰囲気、愛国少年の鬱屈を回顧で語る形式とその必然など、陰影豊かでいつ読んでも好きだ。三島「怪物」の気持ち悪さも印象深い。

2020/08/18

けい子

登録数が少ない事に驚く。いろんな著者による短編集でかなり楽しめましたよ。小松左京さんの「くだんのはは」は戦時中の話。「二階に何かがいる」のですが子どもの目線なので怖さが増しました。

2019/03/17

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