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あのこは貴族 (集英社文庫)

あのこは貴族 (集英社文庫)

あのこは貴族 (集英社文庫)

作家
山内マリコ
出版社
集英社
発売日
2019-05-17
ISBN
9784087458756
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あのこは貴族 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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sea&pink(しーぴん)

アラサー女子が婚活を巡って葛藤と解放?はーっ、何にも興味を持てず読み始めました。いったいいつの話や、30年前のトレンディドラマかと思うけど、現代の話。生粋の東京の上流階級の人と、東京に憧れと葛藤を抱く地方出身者との格差の話。どっちにしても私から見たら遠い狭い世界でこちゃこちゃやってるなー。でも読んでる時はそれなりに面白かったです。映画にして面白いとは思えないけど。

2020/07/13

Aya Murakami

ナツイチ2019 地元から遠くの大学に通うために一人暮らしをした経験から、ある地方都市と女子の運命がなかなかに心に響きました。除籍…ではないですが、就活時期とリーマンショックが重なって卒業後の人生計画がうまくいかなかった経験が妙に主人公とリンクして…。 恐らく女性同士でいがみ合わせて、自分の思うようにならない女性に「幸せになるな」というような作中の男性にはこのような人生の苦しみは絶対に理解できないのかもしれませんが。

2020/04/01

misa*

東京には目に見えない階級があり、男も女もそれに囚われていて、何不自由なく暮らす華子はハイクラスの人間としか付き合えない。そんな華子があることをキッカケとして、いろいろな想いにぶつかり成長していくんだけど、どんな環境で生まれ育っても、きっと誰もが他の誰かが持つ「自分にないモノ」に憧れたりする。そんなある意味で、普通の中にある女性達の願いや希望が描かれている感じ。あたしはどちらかというと、庶民として育ってきた美紀が好きだけど。

2020/08/29

エドワード

私も京都から東京の大学へ入った口で、新入生の頃のアウェイ感に大いに共感する。東京生まれ、東京の高校卒の連中はすでに仲間だった。それが華子の言う「東京の真ん中にある、狭い狭い世界。ひっそりしていたが、そこに属している信頼と安心感は絶大だった。」社会階層だ。翻って<外部=地方出身者>の美紀の言う「同じ土地に人が棲みつくことで生まれる、どうしようもない閉塞感と、まったりした居心地のよさ」が奇妙に符合する。東京が地元であるハイクラス。それは貴族。年中行事と作法に縛られる。でも、貴族でない私たちには自由がある。

2019/06/11

Miyuki Usa

第三章から俄然、面白いと思えるように。なんのかんので何十年と変わらない男社会の社会。対等に働くことの困難さを、男性に話しても必ずと言っていいほど“女性は女性でうまくやってる”とか言う。絶対に分からない、解ろうとしない男社会にいたい男、女は男のシモベとしてしか見ておらず解ろうともしないどころか女の特性を利用して男の良いようにコキ使って男にとって使えなければ女同士を敵視させて崖っぷちに追い詰めて自責に仕向けて。せめて華子がその虚しさで自己主張ができてよかった。この期に及んでも幸一郎は鈍感(わざとなの?)だし。

2019/08/17

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