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リーチ先生 (集英社文庫)

リーチ先生 (集英社文庫)

リーチ先生 (集英社文庫)

作家
原田マハ
出版社
集英社
発売日
2019-06-21
ISBN
9784087458855
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「リーチ先生 (集英社文庫)」のおすすめレビュー

無名のまま死んだ陶芸家の父は、偉大なるリーチ先生の弟子だった――日本とイギリスの懸け橋となった若者たちの物語

『リーチ先生』(原田マハ/集英社文庫)

“売れる”ことは正義か否か、という論争がいつの世もある。たとえば、本。おもしろければ売れるはずだ。たくさんの人に支持されてこそ、その価値は裏づけられる。そう主張する人も、間違いではないと思う。けれど、たとえば宮沢賢治やゴッホはどうだろうか。どちらも生前は無名だった。評価されるようになったのは、無名のうちから、彼らの作品を根強く「好い」と主張する人たちがいたからだ。実在したイギリス人陶芸家バーナード・リーチを軸に描かれる小説『リーチ先生』(原田マハ/集英社文庫)は、そんな、己の「好い」を信じて貫き続けた人たちの物語である。

 1954年の春、バーナード・リーチは古い友人である柳宗悦の強い勧めで、大分県・小鹿田(おんた)の窯を見るべくやってきた。柳とはもちろん「民藝運動」を起こした人物であり(この運動の何たるかは作中でも語られる)、柳宗理の父である。小鹿田焼が世に知れ渡ることになるのは、この柳とリーチのおかげなのだが、物語はリーチの世話役を任された若い青年・高市の目線から始まる。

 生まれたときから焼き物に囲まれて…

2019/7/27

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顔中に豹柄の刺青。特異な容貌で犯罪を重ねる男の秘めた“死命”とは――

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 薬丸岳さんといえば、2018年に映画化された『友罪』でも脚光を浴びた作家。薬丸さんが手がける強烈な印象の作品には、人生の光と影が描かれている。本作『ラストナイト』(KADOKAWA)もそうだ。読者である私たちは彼の作品を通じて人生の歩み方や尊さを学ぶのだ。

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2019/11/3

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リーチ先生 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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KAZOO

単行本で出たときに読もうと思ったのですが文庫本まで待ってしまいました。あっという間に読みましたが非常にいい本でした。原田さんのこの分野は絶対ハズレがないですね。主人公はバーナード・リーチですが、そのリーチを補佐する親子がある意味原田さんが自分だったらという感じで書かれていて作者の分身のような感じでした。その親子以外は実在の人物ばかりなのでしょう。白樺派や高村光雲親子、河井寛次郎、浜田庄司、柳宗悦などなど数多くの人物が出てきます。とくに柳の人物像は面白く岩波文庫で彼の本を再読しようという気になりました。

2019/07/05

相田うえお

★★★☆☆19082 凄い重い作品でした(重量が)。NHK朝の連ドラで楽しみたくなるような長い時間軸を持った話。最近でも日本の文化、日本の伝統、日本の心に魅力を感じで日本に来る外人の方がいますが、その辺の日本人よりも極めているんですよね。立派だと思いつつ、日本人が自国文化を知らない事が恥ずかしくもなります。当方、『陶芸』体験教室で『湯呑み茶碗』を作った事があります。もちろん陶芸家になりきって作りましたよ。出来た作品は厚ぼったくて重い〜(重量が)なんちゃって作品でしたが、自分で作った愛着から大切にしてます。

2019/09/01

kanegon69@凍結中

いやぁ、やっぱりスケールが違いますねぇ。物語への惹きつけ力も半端ない。明治・大正・昭和を生きたバーナード・リーチという、陶芸で日英の架け橋となったアーティストの壮大な物語。本当にこんなすごい人がいたのか!と思ったら、やっぱりいたんですねぇ。マハさんの参考文献の量が半端ない!小説では沖亀之助と高市の親子の視点で書かれていますが、この二人はフィクション。しかしマハさんのマジックで、本当にこんな人がいるんじゃないか、いやいてほしいと強く願ってしまうような、愛すべき人物像が圧倒的な仮想リアル感で書かれています。

2019/11/12

enana

好いものは好い。 そう感じる私たち日本人の心には、きっと“リーチ先生”がいる。 日本を愛し日本に愛されたイギリス人陶芸家の美と友情に満ち溢れた生涯を描く感動のアート小説。 「わからないからこそ、分かろうとしてもがく。つかみとろうとして何度も宙をつかむ。知ろうとして学ぶ。わからないことを肯定することからすべてが始まるのだ」

2019/07/22

Aya Murakami

ナツイチ2019対象本 リーチ先生…。たしか好書好日でも取り上げられていた人物です。たしかその時に初めて名前を知ったので。 イギリスから日本、そして中国へ行ってまたまた日本に舞い戻り…。民芸という素朴なイメージに反してエネルギッシュな人物像が伝わってきました。むしろ対比としておたがいを引き立て合っているのかもしれませんが。 リーチ先生とかかわった白樺派の皆様も調べてみるとエネルギッシュな皆様だったようです。作中では出てきませんが当時の武士道に対立しまくっていたようで…。白樺派…、読破目標に加えてみようかな

2020/01/06

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