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62のソネット+36 62 Sonnets+36 (集英社文庫)

62のソネット+36 62 Sonnets+36 (集英社文庫)

62のソネット+36 62 Sonnets+36 (集英社文庫)

作家
谷川俊太郎
川村 和夫
W.I.エリオット
出版社
集英社
発売日
2009-07-16
ISBN
9784087464597
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62のソネット+36 62 Sonnets+36 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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優希

谷川俊太郎さんが22歳で詠んだ詩の数々。それは祈りのような愛と生の歌でした。美しい青春の世界が心地よく、無限の景色が広がっているようです。優しい言葉がすっと入ってきます。シンプルな言葉でしっとりとした世界があると思いました。心震える素敵なソネットに魅せられました。折りにふれ、大切に読んでいきたいです。

2015/11/15

おくらさん

あぁ、、こんなにもコトバの余韻が押し寄せてくるとは。声に出して読みたくなるコトバは 曇りの日にも、朝でも夜にも読む時間を選ばない。 谷川俊太郎の軌跡が感じられる。 「昼には青空が嘘をつく/夜がほんとうのことを呟く間私たちは眠っている/朝になるとみんな夢をみたという」 明日も明後日もページを巡りたい。

2020/05/09

風花

1953年出版の『62のソネット』に、未発表の36篇をあわせて文庫化されたもの。書かれたのはいずれも1952年春から翌年夏までの間で、谷川さん20代はじめの作品だという。ただでさえ感受性の高いこの時期に、この時すでに「詩人」であった谷川さんのよむ詩はもはや、人の頭で作られた言葉ではなく、谷川さんの深層あるいは自然や宇宙といったものから、なにかを受け取った証であるように思えてならない。→

2017/05/20

うさこ

すっと入ってくるやさしい言葉。ゆったりとした気持ちでほんわりと読みたい詩集。日本語っていいものですな、としみじみ感じ入りました。

2014/06/01

紫羊

ソネットという詩形は、若い頃に立原道造に夢中になった私にとって、懐かしくて心地良い。半世紀以上も前に発表された詩集が、まったく古びることなく、今も私の心を震えさせてくれる。

2013/09/04

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