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めがね日和 (集英社文庫)

めがね日和 (集英社文庫)

めがね日和 (集英社文庫)

作家
本上まなみ
出版社
集英社
発売日
2009-10-20
ISBN
9784087464894
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めがね日和 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ぶち

著者の本上さんのことをあまり知らずに手に取りましたが、正解でした。読んでいて、懐かしい気持ちになったり、共感を覚えたり、ほんわかとした気持になりました。本上さんの飾らない文が好きです。平易な言葉で日常や思い出を綴っていて、特別なことが書かれているわけではありません。でも、独特の感性も感じます。その感性に、とてもシンパシーを感じるのです。特に、食べ物のことは... メンチカツのお話に登場するのは、きっとあのお店のこと。そして、近くの公園で熱々を食べる幸せ。この一文だけで本上さんを大好きになりました。

2020/12/05

ぶんこ

見た目ふわふわインドアな感じの本上さんが、フライフィッシング、登山、キャンプが好きとは意外でもあり、好感度アップでした。 特にいいなぁと思ったのがキャンプと読書と実家のオカン。 小さい頃からのワイルドなキャンプ経験は、親の影響大ですね。 本上さんの娘さんも将来楽しみです。 子供の頃、親といったキャンプ、結婚前にグループでいったキャンプと懐かしく思い出せたのが嬉しかったです。

2015/03/27

いちろく

紹介していただいた本。オレ!?本上まなみさんの、オレ、というコトバにTVでの女優さんのイメージしか知らなかった私は戸惑いましたよ。でもね、読み進めていくと、オレ、がシックリと来るんですよ、不思議と。あ~、本上まなみさんは、オレ、でなくちゃ駄目!と最後にはなりますから。あと、解説の森見登美彦さん、本上さんの事が大好きなのですね。その様なコトバは一切出てこないのですが、よく伝わりますよ。読んでいて温かくなる、日常を描いた本上さんのエッセイ。紹介感謝!

2016/10/04

きあら

プレバトでの本上さんの句の表現好きなので読んでいた本。子供時代のこと、食、旅、動物、本について数ページずつ綴ったエッセイ。飾らなくて、元気ハツラツ。それでいて感受性豊か。フルポン村上さんもそうでしたが、元々は短歌をやられていたのですね。解説は森見登美彦さん。

2024/04/15

うりぼう

へもへもと縁側で日向ぼっこしてる感じ。好きだな~。誰を責めるわけでなく、何か悩むわけでなく、ほのぼのとした子ども時代、多忙な中でも自分を見失わない確固とした今があります。過去のエッセイより、動きすぎの感はありあますが、現代には、貴重な生物だと思います。

2009/11/01

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