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硝子のドレス (集英社文庫)

硝子のドレス (集英社文庫)

硝子のドレス (集英社文庫)

作家
北川歩実
出版社
集英社
発売日
2010-01-20
ISBN
9784087465297
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硝子のドレス (集英社文庫) / 感想・レビュー

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いちねんせい

途中何度か誰が誰かわからなくなった。ダイエットと美の追求。それぞれの狂い、ともいえるような感情と行動がどこに向かっていくのかわからず、早く最後まで読まなければと思ってしまった一冊だった。

2017/03/21

ろけっと

「最近太っちゃって~」と女性は言うが 男性視点から見ると全然太っていると思わないということがよくある。個人差はあるが、ふっくらした女性を好む男性は多いと思うのだが...。そう考えると女性は男性に好まれるということではなく 女性社会の中での理想を求めているのではないだろうかとも思う。「ダイエットは一種の信仰よね。信じることから始まる...」というセリフがあったが、心身を壊してまでスタイルに執着するのは確かに信仰かもしれないと思う。一緒にいて安心出来ることが一番と思うのは男女とも同じじゃないかと思うのだが。

2010/10/10

ヨーコ・オクダ

世の中の多くの人が経験したことがあろう「ダイエット」が登場人物たちの心と身体を歪ませていく。最初は「わかるー!(ダイエット中に)そういう気持ちになったことある!!」なんて思いながら読めるんやけど、だんだんと登場人物たちの歪みがエスカレートしていって、事件がいろいろ重なってくると、もうついていけない(苦笑)読むのがキツいというか、読み疲れるというか…。美しい顔とナイスバディを手に入れれば人生の勝者となれるのか!?現実には、相当オイしい目ができるはずやけど、まぁ、幸福は人それぞれやからねー。

2017/06/28

RIN

北川歩美さん2冊目。かなり初期の作品とのこと。うーん。。前半は色々期待しながら読んでたんだけど 後半あまりにもしつこくて途中で止めようかとさえ思った。でも結末が知りたくて読了。 女性は誰もが思う事。綺麗になりたい。細くなりたい。 解説で、『容姿の時代』への警鐘を鳴らした。と書かれてあった。 今は男の子達すらマニュキュア、脱毛は普通とか聞くから、時代と共に何かが歪んできているなと。 ストーリーは長々と少し微妙だったけど、色々と考えさせてもらえる一冊だった。

2019/08/16

yamatenodolphine

途中まで面白く読んでいたのに、この読後感の不愉快さは何なのだろう。珍しくあらすじも知らず解説にも目を通さないまま読み始めたので、ダイエットがテーマであること自体興味深かったのだけど、後半1/3辺りから着地点が見えなくなってきてしまった。そもそも菅見の実咲への愛情はいつの間にそんなに深くなったのか、今一つよくわからなかった。嫌ミスとは違うモヤモヤが残る。

2017/11/05

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