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戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある (集英社文庫)

戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある (集英社文庫)

戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある (集英社文庫)

作家
姜尚中
森達也
出版社
集英社
発売日
2010-02-19
ISBN
9784087465341
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戦争の世紀を超えて その場所で語られるべき戦争の記憶がある (集英社文庫) / 感想・レビュー

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なおこっか

文庫化にあたり広島での対談が追加されたので、改めて手にとる。戦争の世紀をこえるために人々が依る辺とするべきものとして、宗教や、二分法で語られる正義ではなく、“記憶”という言葉が挙げられたのが心に残った。つい先日読んだ『日本問答』での田中優子先生の提案と同じ言葉だからだ。イスラエルとパレスチナの問題解決を考えなければ、そこに思い至らねばアジアもまた同じ過ちを繰り返す危険があるとの森さんの意見が胸に刺さる。アウシュヴィッツや広島にはアクセスするのに、イスラエルは遠い話と思ってしまう己を省みる。

2018/08/13

lily

視点の柔軟さと言葉選びが一級品の森達也と、話せば話すほど博識さがにじみでる姜尚中の重厚な対談本。アウシュヴィッツ、三十八度線、イエドヴァブネ。メディアによって虚構された危機管理意識(伊勢崎賢治のいうセキュリタライゼーション)をもとに、正義や善意を掲げた殺戮が行われてきた戦争の世紀。人は愚かだという自覚と徹底した第三者の視点こそが何よりのメディアリテラシーであるということをこれでもかと繰り返す良著。「歴史とは、揺れ動く現在からの照射であるとの自覚と、その影と光源を見極めること」という森達也の言葉に痺れる。

2018/01/09

yori

★★★☆☆ むーーん。。人が虐殺に走る時。。その要素は現在の我々の中にも、存在する。

2011/11/08

常磐条

“人権”という考えが生まれた20世紀。その時代の戦争において、なぜごく普通の人間が大量虐殺・殲滅戦を起こしてしまったのか、という疑問が興味深かった。結局この疑問の延長上には、国家というシステムの中における個々のエージェント(国民)の業務というもののもつ意味とは何か、という問題が姿を表すことになる。正義という意志を持った国家システムの機能として日常の中で始まるひとつの戦争の終わりは、次なる戦争へと続いていく。社会システムの構成要因たる人間とは、一体なんなのだろうか。

2015/10/03

スターリーナイト

2018-78 難しかった。

2018/11/04

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