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恋のトビラ 好き、やっぱり好き。 (集英社文庫)

恋のトビラ 好き、やっぱり好き。 (集英社文庫)

恋のトビラ 好き、やっぱり好き。 (集英社文庫)

作家
石田衣良
角田光代
嶽本野ばら
島本理生
森絵都
出版社
集英社
発売日
2010-05-20
ISBN
9784087465655
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恋のトビラ 好き、やっぱり好き。 (集英社文庫) / 感想・レビュー

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ミカママ

正直、アンソロジーというのはたとえそれが好きな作家さんの集合体でも、サラッと読めてサクッと忘れる…という印象だった…が、今作中の島本理生さんの『初恋』には心を鷲掴みされた。主人公は当時16歳の小娘。なのに恋人に向けて言うセリフがもう、すべてに付箋をつけていつか自分も使いこなしたい(笑)の連続。島本さん、最近ご無沙汰していたけれど、また長編を手にとってみたい。

2023/03/23

❁かな❁

恋愛をテーマにしたアンソロジー!全員読んだことのある作家さんでした!恋のトビラというタイトルだからか初恋って感じのお話ばかり♪恋の始まりや、切ない想いなどピュアな感じ*特にお気に入りは島本理生さんの『初恋』です!このお話は泣きました(இдஇ; )嶽本野ばらさんの『Flying Guts』は淡々と語られるところは前に読んだ、のばらさんらしくてお話はほっこりして可愛かったです*森絵都さんの『本物の恋』は面白かったです!どこかで読んだと思ったら以前読んだ短編集に載ってました(笑)いろんなお話で楽しかったです♡

2015/07/18

優愛

好んで読む作者さんばかりの贅沢な一冊でした。特にも私はやっぱり島本理生さんの「初恋」が好き。誰もが純粋な恋ばかり出来る訳じゃない。むしろそんな恋が理想であればあるほど難しいものなのかもしれない。安定した道を行きたいけれど時には道を踏み外す勇気も必要だということなのだろうと解釈しました。"好き"が行き交う瞬間を人は幸せと言うけれど、"嫌い"という痛みも受け入れられるようになった時、全部引っ括めて幸せと言えるようなそんな恋がしたい。期待の作家さん勢揃いのアンソロジー。あなたも素敵な出会いの疑似体験を是非。

2015/02/02

何も考えずに読める恋愛系の短編がちょうど良い感じです。

優希

素敵な短編集でした。人気作家による切なくて愛おしいラブストーリー。恋はただ甘くて幸せなだけではなくて、恥ずかしかったり苦かったり悲しかったりするものだと思います。でも好きという気持ち、丁寧にした恋はいつまでもきらめく思い出として残るのではないでしょうか。女の子の心の鍵をそっと開けてくれる素敵な男性との出会いが詰まっていました。恋するっていいですね。

2016/03/30

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